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鎌倉草創 東国武士たちの革命戦争

西股総生

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784651202013
ISBN 10 : 4651202012
Format
Books
Release Date
January/2022
Japan

Content Description

石橋山で惨敗した頼朝はなぜ短期間で復活できたのか?大河ドラマ「鎌倉殿の13人」中世軍事考証担当者が武家政権の本質を解き明かす!

目次 : 第1章 折れた革命―以仁王の令旨と頼朝の挙兵/ 第2章 武家政権前夜―院政と武士の政治進出/ 第3章 叛乱から独立へ―東国軍事政権の樹立/ 第4章 内乱の中の戦略と戦術―“源平合戦”と頼朝・義経兄弟/ 第5章 頼朝の到達と蹉跌―奥州侵攻と征夷大将軍/ 第6章 さまよう鎌倉殿―頼朝の後継者たち/ 第7章 始まりの終わり―実朝の横死と承久の乱

【著者紹介】
西股総生 : フリーライター。1961年北海道生まれ。学習院大学大学院史学専攻・博士前期課程修了。歴史・城郭関係の著書・論考・調査報告書や雑誌記事等多数。NHKの大河ドラマ『真田丸』で戦国軍事考証、『鎌倉殿の13人』で中世軍事考証を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • YONDA

    大河の予習として読みました。戦国には大いに興味がそそられますが、鎌倉は頼朝が1192作り、義経&弁慶コンビ…しか知らない。が、大河で三谷さん脚本なら見るしかない。ある程度知識を入れておけば更に楽しめるのではないかと思い、何か良い本がないかと探していたら、西股先生が鎌倉の本を出すと言うことでこの本に決定!鎌倉幕府の権力闘争がこんなにもグロいとは知らなかった。今は仲良い親子の義時と親父殿がどんな風に仲違いして行くのか楽しみになりました。おおよその流れを知ることができ、勉強になりました。

  • つわぶき

    大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の軍事考証を担当した西股総生が源頼朝の挙兵から承久の乱までの流れを軍事面と時代の下部構造(律令体制と荘園公領制)に重きを置いて解説した本。興味深いのは、源平の戦いは、武士が初めて直面する規模の戦いであったということだ。それは、多数の兵員の組織化、戦術及び兵站への配慮が求められたことを意味する(これの傾向が進化・発展したものが戦国時代の戦争様式とも言える。)。その視点に立てば、平家や木曽義仲の失敗、当時の武士から見て源義経がどう凄かったのか等が明確化する。この時代を軍事(続く)

  • zaku0087

    鎌倉幕府を東国武士集団が起こした革命軍事政権、それがのちに自治国確立に至ったという見方が目新しかった。その鎌倉軍事政権が、自治国認可を条件に成り行きのまま平氏討伐、全国の武家を配下に置く。ただ、これは武家による国家統一ではなく、国家運営まで請け負ったわけではないという点が重要だろう。そして、国家の税収の基本が律令制法制にあり、武家の領地管理を合法的に確定させるため、朝廷の官位が必要という歴史的制約条件からまだ逃れていない。過渡的な政体であったようだ。著者の教科書では学べないロジックは相変わらず楽しい。

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