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ISBN 10 : 4336076839
Content Description
"◆『月刊ムー』編集長・三上丈晴氏、推薦!!
「探し求めること自体に価値がある。人生、生き様、そして死に様。真っすぐに生きた人間が、かつて剣山にいた。」
1,995メートルの標高をもつ四国第二の高峰、剣山。昭和初頭、この山をめぐって、こう主張する者が現れる。「剣山には、古代イスラエルの王ソロモンがかつて手にしていた秘宝が埋まっている」この怪説を信じて、昭和30年代からおよそ20年にわたり、剣山の山頂に泊まり込んで秘宝発掘に挑みつづけた孤高の男がいた。その男の名は、宮中要春(みやなかとしはる)。彼はなぜ「ソロモンの秘宝」に憑かれ、無謀な発掘をはじめたのか。そして、なぜ20年もそれを続けることができたのか。そしてまた、その挑戦はどのような終幕を迎えたのか。
青春時代に宮中要春の姿を追った徳島在住の写真家・西田茂雄が遺した貴重な写真100枚とともに、ひたすらに夢を追いつづけた求道者がたどった衝撃の軌跡を明らかにし、山巓にほとばしった情熱を活写する!"
【著者紹介】
西田茂雄 : 写真家。1950年、徳島県多家良村八多(現・徳島市八多町)に生まれる。18歳で上京。1970年、東京写真専門学院を卒業後、週刊誌の契約カメラマンに。1972年、徳島にUターン。以後、徳島を拠点にフリーランスの写真家として活躍。写真塾「西田茂雄塾」を主宰。日本写真家協会会員。2023年、逝去。享年73。1993年、『阿波の農村舞台』で徳島県出版文化賞を受賞。2012年、徳島の民俗芸能を写真で広く一般に紹介してきた功績により、とくしま芸術文化賞を受賞
古川順弘 : 文筆家・編集者。1970年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社勤務を経てフリーランスに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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チェアー
読了日:2025/01/25
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