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ISBN 10 : 4925085360
Content Description
「大人の童話」を、作品の「画材と技法」その組合せを手掛かりに読み解いていく、新しいクレー論の試み。クレーの制作過程を具体例にした「絵画技法書」でもある。
目次 : 初期の線描画(1893年〜1902年)/ 新たな線描画のジャンル「銅版画」の制作(1903年〜1906年)/ 「ガラス絵」から明暗の“階調”へ/ ミュンヘンにおける芸術家仲間との出会い―「青騎士」誌の画家たちと“キュビズム”との接触/ チュニジア旅行/ 戦場に狩り出された画家たち/ ふたたびミュンヘンにて―フランツ・マルク追憶/ 油彩画への道/ ヴァイマールのバウハウスへ/ 「私が、私のスタイルなのだ」/ バウハウス時代およびそれ以後の作画構成の主たるものの分類/ ナチスの芸術政策とパウル・クレー/ ベルンでの晩年の制作活動/ 1940年の制作―生と死の間にて
【著者紹介】
西田秀穂 : 1922年大阪生まれ。東北大学法文学部文学科卒、美学専攻。ドイツ・ボン大学美術史研究所にて西洋近代美術(カンディンスキー、ドイツ表現主義)を研究。以後7度にわたってミュンヘン、ベルンに長期滞在し、カンディンスキーおよびクレーの作品、遺稿を研究。現在東北大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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