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アンソロジー 料理をつくる人 創元文芸文庫

西條奈加

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488803148
ISBN 10 : 4488803148
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

どんな料理であっても、そこにはつくり手の感情が込められていると思います。プロの作る料理はお客さまを満足させるために、家庭料理は食事を共にする家族の健康や団らんのために、たとえ自分だけしか食べない簡単なものであっても、思いは注ぎこまれているのです。本書では、そんな「料理をつくる人」たちをテーマにした短編を六名の作家にご執筆いただきました。心とお腹を満たす極上の物語を、思う存分ご堪能くださいませ。

【著者紹介】
西條奈加 : 1964年北海道生まれ。2005年、『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。12年『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞を、15年『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞を、18年『無暁の鈴』で第1回細谷正充賞を、21年『心淋し川』で第164回直木三十五賞を受賞

千早茜 : 1979年北海道生まれ。2008年『魚神』で第21回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。09年同書で第37回泉鏡花文学賞を、13年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞を、21年『透明な夜の香り』で第6回渡辺淳一文学賞を、23年『しろがねの葉』で第168回直木賞を受賞

深緑野分 : 1983年神奈川県生まれ。2010年「オーブランの少女」が第7回ミステリーズ!新人賞に佳作入選、同作を表題作とした短編集を刊行しデビュー。19年『ベルリンは晴れているか』で第9回Twitter文学賞第1位に選ばれる

秋永真琴 : 北海道生まれ。2009年『眠り王子と幻書の乙女』でデビュー

織守きょうや : 1980年ロンドン生まれ。早稲田大学法科大学院修了。2012年『霊感検定』で第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞してデビュー。15年『記憶屋』で第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞

********** : 1971年東京都生まれ。2004年『ボーナス・トラック』で第16回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アーちゃん

    初出「紙魚の手帖」vol.14での特集”料理をつくる人”(2023年12月)六編の短編集。秋永真琴さんと越谷オサムさんは初読み。西條奈加さんはお蔦さんシリーズの一篇。久々の深緑野分さんはニューヨークで日本人の血を引く女性シェフと悪魔の話だけど料理についての説明が専門的でやや長く感じた。千早茜さん「白い食卓」は料理をつくる女性と老脚本家の、どこか緊張感があるホラーテイストの話で今回一番の好み。ラストの越谷オサムさん「夏のキッチン」は読んでいくうちに主人公翼の家庭事情がわかっていくが、読後感がとても良かった。

  • まり

    図書館本。表紙やタイトルで思ってたよりも重くて濃い話が多かった。カレーはいつ出てくるの?と思っていたら最後の話だった。意外に突拍子もない感じの悪魔が出てくる深緑野分さんの話は面白かった。千早さんはゾッとしたし織守さんは重い。冷蔵庫で待っているって言えた秋永さんの話は可愛らしくて良かった。はじめましての作家さんが多かったけど…どの話も面白かった。

  • たんぽぽ

    西條さんのお蔦さんシリーズのみ既読。 お蔦さんは全く料理をしない珍しいおばあちゃん設定だけど…。 それ以外については、う〜ん。 料理をするって特別なことじゃないんだけどな。

  • *+:。.もも.。:+*

    時代物じゃない西條奈加さんのお話は新鮮だった。千早茜さんの「白い食卓」はちょっとホラー。初読みだった秋永真琴さんの「冷蔵庫で待ってる」はスカした文学部部長を吹っ切れて読後スッキリ。織守きょうやさんの「対岸の恋」はママレード・ボーイみたいな話を想像したけど全然違った。後味は良くない。越谷オサムさんはティーン向けな感じ。ママはこれからも出没するのか?

  • 初読みの作家さんは秋永さんのアンソロジー。好みだったのは、西條さんのお蔦さんシリーズ、千早さん、越谷さんでした。綾里をつくる人から、色々なお話になりますね(^^)

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