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よろずを引くもの お蔦さんの神楽坂日記

西條奈加

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488028596
ISBN 10 : 4488028594
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2022
Japan

Content Description

高校生の滝本望は、お蔦さんの愛称でご近所に親しまれる祖母と、神楽坂で暮らしている。その神楽坂では、万引きが多発しているというので商店街全体で警戒していた矢先のこと、和菓子店の主人が逃げる犯人に突き飛ばされて怪我をしてしまった!正義感に駆られる望と友人の洋平は、似顔絵を描いて犯人を捕まえようと思い立つが…。商店街を騒がせた出来事を描く「よろずを引くもの」を始め、書き下ろしを含む全七編を収録。粋と人情、そして美味しい手料理が味わえる大好評シリーズ、待望の最新作!

【著者紹介】
西條奈加 : 1964年北海道生まれ。2005年、『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。12年に『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞を、15年に『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞を、21年に『心淋し川』で第164回直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 初美マリン

    楽しみにしていた。お蔦さんは相変わらずカッコいいのだか、なんか中途半端な気がした。安易には解決できそうにない問題が次々と、料理のレシピも次々と、あっさり解決するのがこの作品の良いところかも。

  • のぶ

    シリーズと知らずに読んだ。登場人物の過去が分からず、特に中心人物らしいお蔦さんの人となりが分からずもどかしかった。それと西條さんなので時代小説だと思ったのだが、現代が舞台の作品集だった。こんな話も書くのだなと言うのが意外だった。表題作は町内で万引きが多発しているので、警戒していた矢先に犯人らしき人物をつかまえようとした菓子舗の主人が怪我をしてしまった。望と洋平は、犯人の似顔絵を描いて探そうとするが・・。それに始まり、どの物語も短くてもっと味わいたくなるところで終わってしまうので、やや消化不良だった。

  • タイ子

    シリーズ第4弾。神楽坂のもと芸者・お蔦さんの日常を描く短編集7作。何せ孫の望の料理の腕が一流で一家に一人欲しい存在。お蔦さんの家系は代々男がまかないをする家系で女性は料理はからっきし。神楽坂にはい日々いろんな事が起こり、相談事はお蔦さんにおまかせってことでこんな毎日は飽きないわ。商店街で起こる連続万引き事件を追えば一人の女性に行き着く「よろずを引くもの」。あー、確かによろずか。「孤高の猫」が切なくて思わずホロリ。失踪した野良猫を探し見つけたその先にあったある切実な家庭の事情。男の子の未来に幸あれ!!

  • ゆみねこ

    お蔦さんシリーズ第4弾。神楽坂で多発する万引き事件、美術部の石膏像の腕紛失事件、母に置き去りにされた幼い兄妹、お蔦さんにも怖い存在が「山椒母さん」、神楽坂のアイドル猫・ハイドンの行方不明事件、父と娘をつなぐ金の兎、楓と共に慣れないケーキを作る望。どの話もお蔦さんの気風の良さがピリっと利いて良かった。

  • おくちゃん👶柳緑花紅

    舞台は神楽坂、商店街、そこに暮らす高校生の望くんの料理の腕前!何から何まで美味しそう😋🍴💕そして共に暮らす祖母のお蔦さんは最高だ。その気っ風!情!商店街の人達も登場人物達全員があたたかくて読後感はとても良い!西條奈加さん久しぶりに読んだけどもっと読みたくなる‼️

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