Books

よろずを引くもの お蔦さんの神楽坂日記 創元推理文庫

西條奈加

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488430146
ISBN 10 : 4488430147
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan

Content Description

多発する万引きに町内会全体で警戒していた矢先、犯人らしき人物をつかまえようとした菓子舗の主人が逃げる犯人に突き飛ばされて怪我をしてしまった! 正義感に駆られる望と洋平は、似顔絵を描いて万引き犯を捕まえようと思い立つのだが‥‥商店街を騒がせたできごとを描く表題作をはじめ、秋の神楽坂を騒がす事件の数々を収録。粋と人情、そして美味しい手料理が味わえる大好評シリーズ第4弾!

【著者紹介】
西條奈加 : 1964年北海道生まれ。2005年『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。12年『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞を、15年『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞を、18年『無暁の鈴』で第1回細谷正充賞を受賞。21年には『心淋し川』で第164回直木三十五賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • papako

    サクッと読める短編集でした。特に大きく物事は動かなかった。けど、若い頃の置屋のお母さんにあたふたするお蔦さんが新鮮でした。望の恋は進展するの?ご飯作らなくても円満な家庭。本当に!ほっといて!そしてハイドンもといムッくん。いい仕事したね。お蔦さんの昔の知り合いの話も良かった。さてさてこの物語はどこに向かうのかしら?

  • らび

    ミステリー色は薄れ人情話が多かったですが、その人情自体が薄れたというかもうほとんどなくなってしまった昨今、ここにはまだ根強くある。場所柄もあるかもですが、人の情けが心地よい。ほどほどの距離感って個人で違うし気づかぬうちにやらかす私はこの人情が羨ましくもあります。

  • misalyn

    シリーズ第四弾 「今までみたいに事件という事件は起きないんだな」と思いながら読み終えましたが、帯に“騒動”と書かれていてなるほどと頷けました 粋と人情の神楽坂ですから事件より騒動が相応しいですね 「孤高の猫」は重たいですが、全体的にはほのぼのとした結末 よろずをひく=万引きとは思わなかった〰︎ 望君の作る料理は今回も美味しそうだけど、楓ちゃんがお蔦さんの仲間だとは驚きです

  • DONA

    シリーズ4作目。表題作はいつの時代も問題になっていることが描かれていて、やる方は軽い気持ちだろうけど、被害者はたまらない。時々追いかけて事故に合ってしまって「やりすぎ」と世間から叩かれて・・という話を時々聞きますが、被害者の気持ちになると追いかけたくもなるだろうと思います。面白半分なのがまたたち悪い。 他の話も面白く読めました。

  • ぷにこ

    神楽坂に住む祖母と孫の小さな事件を解決する短編集。相変わらすお蔦さんの歯切れのよさとか、江戸っ子らしいところは好きーってなった。孤高の猫の話が印象的だった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items