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とりもの 謎 時代小説傑作選 Php文芸文庫

西條奈加

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569904375
ISBN 10 : 4569904378
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

江戸で起こった事件の謎を解き、犯人を捕まえるために奔走する同心や岡っ引き、市井の人びとを描いた、時代ミステリーアンソロジー。

【著者紹介】
梶よう子 : 東京都生まれ。2005年、「い草の花」で九州さが大衆文学賞、08年、「一朝の夢」で松本清張賞、16年、『ヨイ豊』で歴史時代作家クラブ賞作品賞、23年、『広重ぶるう』で新田次郎賞を受賞

麻宮好 : 群馬県生まれ。2020年、日本おいしい小説大賞応募作『月のスープのつくりかた』を改稿し、デビュー。22年、『泥濘の十手』(刊行時、『恩送り 泥濘の十手』に改題)で、警察小説新人賞を受賞

浮穴みみ : 1968年、北海道生まれ。千葉大学文学部卒業。2008年、「寿限無」で小説推理新人賞、18年、『鳳凰の船』で歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞

近藤史恵 : 1969年、大阪府生まれ。大阪芸術大学芸術学部文芸学科卒業。93年、『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞してデビュー。2008年、『サクリファイス』で大藪春彦賞を受賞

西條奈加 : 北海道生まれ。2005年、『金春屋ゴメス』で日本ファンタジーノベル大賞、12年、『涅槃の雪』で中山義秀文学賞、15年、『まるまるの毬』で吉川英治文学新人賞、21年、『心淋し川』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん

    5人のラインナップもワクワクする。既読の作品もあったが楽しく読める。加えて麻宮さんの書き下ろし『庚申待』が嬉しく、裏切らぬ切ない面白さだった。

  • タイ子

    5人の女性作家さんたちによる時代小説アンソロジー。既読作品もあれば、未読も多くて楽しめた。西條さんの「善人長屋」にまた縁があったみたいで嬉しい。麻宮好さんの書き下ろし作品「庚申待」は殺された娘の仇を討った父親の心情が悲しすぎる。雪がきゅっきゅっと鳴くのは罪の泣く声なんだよって。日本語は綺麗だなと思わせてくれる。浮穴みみさん「寿限無」はてっきり落語が出て来るのかと思いきや、全く違った話で使い方が面白い。ラストが気になるので連作集を読んでみたい。時代小説に焦点をを当てた傑作集をまた一つ味わった。

  • チーママ

    気になる作家の時代小説を気軽に読めるところがこのシリーズの魅力。今回もクオリティが高くどの作品もそれぞれに違う味わいがあって本当に面白かった。中でも浮穴さんの「寿限無」はデビュー作だったそうだが、史実を生かした巧みなストーリー展開に最後まで惹きつけられた。それにしても近藤さんが時代小説も書かれるとは知らなかった。奇妙な事件の犯人を追う「だんまり」の着想はさすが。西條さんの「抜けずの刀」は『善人長屋』シリーズの中の一作。ドラマにもなったそうだが、トリを締めるに相応しい作品。ベテランの風格を感じた。

  • みい坊

    捕物というテーマの中でもまったく違う色合いの5つの物語。梶さん,近藤さん、西條さん、大好きなシリーズからの3話は既読。それでも何度読んでも楽しめるのがすごいと思う。浮穴さん、読み出しから引き込まれる。「寿限無」の意味が愛しい。麻宮さんの書き下ろし「庚申待」これでもかと言うぐらい感情を揺さぶられる哀切な物語に涙した。アンソロジーの楽しさを満喫しました。

  • Y.yamabuki

    四人の作家のアンソロジー。収録作は何れも未読で楽しめた。浮穴みみさんの「寿限無」は読み応えが有り、この兄妹のことも気になり、続きが読みたくなった。

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