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子どもの風邪ー新しい風邪診療を目指してー

西村龍夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784525280819
ISBN 10 : 4525280816
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan

Content Description

いまの風邪診療は“だれのため”に行われているのでしょうか? 保護者の満足のため? 医師の防衛のため?? いちばん大切な“子ども”のことを,われわれオトナは忘れがちです.でも,それじゃいけない.本当に子どものための風邪診療を目指して,すべてのオトナにお読みいただきたい1冊です.

目次

T 風邪ってなんだ?
 1 なぜ食い違うのか
 2 風邪の定義
 3 風邪とリスク
 4 風邪教育の必要性

U 風邪の病態生理を考える
 1 風邪の自然経過
 2 ウイルスと細菌
 3 発 熱
 4 鼻 汁
 5 咳 嗽
 6 喘 鳴

V 風邪の治療って?
 1 風邪と抗菌薬
 2 風邪薬の効果
 3 医療制度の弊害
 4 負のスパイラル

W 風邪とリスクマネジメント
 1 治療より診断
 2 風邪のリスクマネジメント
 3 見逃したくない病気
 4 名医が子どもを苦しめる

X 新しい風邪診療
 1 風邪は治すもの?
 2 子どもの視点でみてみよう
 3 ダメ出しよりポジ出し医療へ
 4 決定版! 風邪の治療
 5 それでも小児科医は素晴らしい

索 引

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Daisuke Azuma

    うーむ。 おおむね納得できるが一部主張が極端な気もする。 筆者は乳幼児期にウイルス性喘鳴を繰り返す児を喘息として長期管理することを過剰診療で家族に負担をかける行為と考えているようだが。実際に長期管理をされず1~2カ月に1回発作を起こして突発的に数日間の通院を余儀なくされている児に長期管理を開始すると月に1度の予定受診になり、格段にQOLがあがっている例をたくさん診ているのでうなずけない。まあ地域の二次病院にいるので自分が診ている患者にもある程度フィルターが掛かっている可能性はあるけれども。

  • カランコエ

    子供が風邪をひいたら何でもまず病院に連れてく前にまずこの本を読んだらいいと思って以後実践している。熱発して3-4日たってから連れて行った方がお医者さんもいろいろ判断しやすいのか、以前よりも安心、納得した医療を受けられている気がする。

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