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灯火とともに闇のなかを 二つの世界大戦にみる英米の良心的兵役拒否者

西村裕美

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763420060
ISBN 10 : 4763420062
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦争と兵役を拒否した人びと。彼らが歩んだ苦難の道とは―20世紀の二つの世界大戦時、英国と米国で「正義の戦争」が支持されるなか、平和の構築に寄与するという信条にもとづき、戦争を拒否した良心的兵役拒否者たちがいた。クェイカーのパシフィズムを軸とした良心的兵役拒否者の抵抗と、権利獲得までの戦いとは?兵役拒否を実行した人びとや、彼らを支援した人びとの困難を日本の事例も含め多様に描き出し、その毅然とした姿に迫る。

目次 : 第1章 クェイカー史に見るパシフィズム(本章のねらい/ 草創期クェイカーのパシフィズム ほか)/ 第2章 英国・二つの世界大戦時の良心的兵役拒否者(「兵役法」の成立と「良心条項」/ 兵役免除申請者と申請拒否者 ほか)/ 第3章 米国・二つの世界大戦時の良心的兵役拒否者(第一次世界大戦参戦と「米国フレンド派貢献委員会(AFSC)」の創設/ 第二次世界大戦時の「選抜訓練徴兵法」と「良心条項」の成立 ほか)/ 終章 アジア太平洋戦争時の日本の良心的兵役拒否者

【著者紹介】
西村裕美 : 元立教大学コミュニティ福祉学部教授。英米近代キリスト教思想史。1947年金沢市生まれ。1996年同志社大学大学院神学研究科博士後期課程修了。神学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • AR読書記録

    ウクライナでの、18-60歳男性の原則出国禁止のニュースを見たとき、それでも自分は人を殺したくないんだ、という人のことはどうなんだろうなあと気になっていた(あと動員におけるジェンダー平等とは、みたいなところも)。それで良心的兵役拒否という言葉は知っていたものの、その実際は知らないので読んでみたのがこちら。「良心的」と称されつつ、認められていたのは宗教的理由だけだったので、「道徳」「倫理」による殺人の忌避ってないんだっけ...という気分に。今はどうなってきているのか、参考文献から次の読書に繋げていくべし。

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