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ふしぎな県境 歩ける、またげる、愉しめる 中公新書

西村まさゆき

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121024879
ISBN 10 : 4121024877
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

地図を詳しく見ていくと、日本各地に複雑怪奇な県境が存在する。ショッピングセンターの売り場を分断している、一つの村が丸ごと他県に囲まれている、盲腸県境が幅1メートル×長さ8キロにわたって細長く続く、実際の県境からだいぶ離れたところに「県境」バス停がある…。こんな県境が、なぜ生まれたのか?実際に行ってみると何があるのか?地元の人は不便ではないのか?県境マニアが全国13ヵ所の県境を検証。

目次 : 練馬に県境がひと目でわかる場所があるので見に行った/ 店舗内に県境ラインが引かれているショッピングモール/ 東京都を東西に一秒で横断できる場所/ 「峠の国盗り綱引き合戦」で浜松と飯田が仲良すぎて萌え死にそう/ 蓮如の聖地に県境を見に行く/ 標高二〇〇〇メートルの盲腸県境と危険すぎる県境/ 福岡県の中に熊本県が三ヵ所もある場所/ 日本唯一の飛び地の村で水上の県境をまたぐ/ 県境から離れたところにある「県境」というバス停/ 埼玉、栃木、群馬の三県境が観光地化している?/ 湖上に引かれた県境を見に行く/ カーナビに県境案内をなんどもさせたかった/ 町田市、相模原市の飛び地の解消について担当者に話を聞く

【著者紹介】
西村まさゆき : 1975年、鳥取県生まれ。イッツ・コム「デイリーポータルZ」など、主にインターネットサイトで、地図や地名、県境など地理に関する記事や、国語辞典に関する記事等を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鉄之助

    副題は「歩ける、またげる、愉しめる」。その通りの、現場に行って初めて書ける、熱血体当たりルポだった! 「県境」の楽しさに、こちらも思わずはまってしまいそう。「幅たった1m」の福島県「盲腸県境」。家1軒分だけ飛び出ている県境など、全編、ふんだんに掲載されているカラー写真や地図で分かりやすく伝わってくる。「奈良時代や江戸時代から地続きの世界」に生きていることを実感させてくれた好著。コンパクトにまとまっていながら、中身は充実していた。

  • へくとぱすかる

    ショッピングセンター内の県境。トラブル発生時には、どっちの県の交番に連絡するべきか。とっさに思った疑問に対し、すぐ数ページ後に調査した結果が。誰でも思うことは一緒でした。税金の按分も本当に行われているとは驚き。地図と違って、県境に行っても何もないだろうと思うと、案外そうでもない。特に都市部で自治体のちがいがこんな形で現れるとは意外。行ってみたくなるではないですか。3県ひとまたぎの長い回廊になった県境の踏破に至っては、さぞかし大変だったはず。しかし県境マニアがこんなに豊かな世界とは知りませんでした。開眼本。

  • さつき

    全国にある県境、ふしぎな飛び地をめぐる旅。どうして?と思う境界や飛び地の成立理由も紹介されていて面白かったです。友達の新居に遊びに行った時『あの通りから先は東京だよー』と言われて、びっくりしたことがありましたが、その周辺も載っていました。

  • ポチ

    県境で綱引きをして勝ったら1b領土が広がる!ショッピングモールの中にゴージャスな県境ライン!秘境の県境の山の尾根で3県を跨ぐ!なんか楽しそう、見たい!

  • TakaUP48

    マニアというのは凄い!自分のこだわった分野を徹底して、身体を張りお金をかけて追求していく。今回の風変わりな「県境マニア」による驚き、微笑み、ため息の数々。福島県飯豊山を登り、福島・山形。新潟の3県境を跨いでみたでは、ガイド付き2000メートル級の山へ登山。歴史を学び、山小屋に泊まり、夕焼け朝日を満悦。ショッピングモールの店内に奈良県と京都府の県境には笑った。綱引きで「国境」を決める!というアイデアにビックリ。浜松市と飯田市が対決、行司役は豊橋市。県境というと、町田市・相模原市が浮かんだが、複雑で凄いわ!

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