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戦争と平和のものがたり 2 一つの花 戦争と平和のものがたり

西本鶏介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591143728
ISBN 10 : 4591143724
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「一つだけのお花、だいじにするんだよ。」お父さんは、一りんのコスモスをゆみ子にわたすと、戦争にいきました。それから、十年―、ゆみ子は、おとうさんの顔をおぼえていません。表題作「一つの花」はじめ、戦争の時代を生きた作家が伝える、忘れてはならない大切なものがたり。

【著者紹介】
西本鶏介 : 1934年、奈良県に生まれる。国学院大学文学部文学科卒業。昭和女子大学名誉教授。評論家、民話研究家、童話作家として幅広く活躍しており、著書は600冊余を数える。第36回巖谷小波文芸賞特別賞を受賞

狩野富貴子 : 高知県に生まれる。広告関係の仕事を経て、児童書の世界に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • にたいも

    定番教材「一つの花」と、かつて教科書に掲載されていた、長崎源之助「えんぴつびな」、高橋正亮「ロシアパン」、来栖良夫「村いちばんのさくらの木」、大川悦生「おかあさんの木」を含む戦争児童文学短編集。あまんきみこ『車の色は空の色』の中の一編「すずかけ通り三丁目」、空襲で亡くした双子の子どもたちに会いに行く母。タクシー運転手の松井さんは、何かを仕掛ける人ではなく、不思議なことをたまたま目撃してそれを受け入れる人という設定はいつ読んでも素敵だなと思う。

  • 火星人碧

    「一つの花」どんな思いで父が我が子に花を託したかを想像すると泣けてくる。/「えんぴつびな」悲しいけれど、こころが温まる話でもある。/「ロシアパン」東北の被災地から転校してきた子がいじめられるのと同じことがここで行われる。/「村いちばんの桜の木」母は命をかけて我が子を守ってくれる。母を思い出して切ない。/「おかあさんの木」自分の子が国のために戦地で戦うことを望む母などいない。生きていてほしいのだ。/「お母さん、ひらけゴマ!」これは好きな話。/すずかけ通り3丁目」ファンタジックな作品。こういうのが書きたい。

  • 殿丸

    本当に涙なしでは読めない。6歳の息子に読み聞かせ。普段、戦争のことについて話をしているからか、息子が戦争について興味を持ったのをきっかけに。

  • しげパレード

    戦争をテーマに書かれた児童文学短編集の2巻目。多くの作品が子供時代の思い出という形だから、目を覆いたくなるような悲惨な話が少ないのだと気付いた。戦時下の田舎の子供たちの日常と、その背景にある戦争のなんともいえない空気が悲しい。

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