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渋滞学

西成活裕

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106035708
ISBN 10 : 4106035707
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

事故もないのに自然渋滞は、なぜ起きるのか。車や人、インターネットから駅張り広告まで。新学問「渋滞学」が、誰もが抱く様々な渋滞の謎に迫る。渋滞を嫌う人も求める人も必読の1冊。

【著者紹介】
西成活裕 : 1967年、東京都生れ。東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻助教授。90年東京大学卒。修士と博士課程を航空宇宙工学で終える。専門は非線形動力学、および渋滞学。山形大学工学部機械システム工学科、龍谷大学理工学部数理情報学科助教授、ケルン大学理論物理学研究所(ドイツ)客員教授を経て現在に至る。常に理学部と工学部の橋渡しをしたいと思っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    この著者による最近出版された「逆説の法則」が面白そうなので、最初の頃からの著書を順番に読んでいこうと思い手に取りました。日常起きている現象などを専門の工学系の理論をわかりやすくかみ砕いて説明してくれています。非常に面白い観点に目をつけられた感じです。

  • esop

    セルオートマトンを研究しているうちに、「渋滞」に応用できると気づいた天才な著者。 学者でありながら、意識的にわかりやすさを重視しているため、非常に読みやすい。 みんなが嫌いな渋滞も、視点を変えれば望ましい渋滞(停滞)もある。たとえば、森林火災や広告などがそうだ、面白いし、有意義である。 車間距離40m以下で渋滞が始まる、サグ、メタ安定など、興味深い内容なので、一読をお勧めする。 2006年の本だが、ロードプライシング(渋滞税)など、今まさにアメリカで議論になっているものだ。今にも通ずる内容である◎

  • はっせー

    渋滞に並ぶのが苦手な人にぜひ読んでほしい本になっている!GWにおすすめの本である!渋滞。この言葉が好きな人はあまりいないだろう。そして今の時期によく聞く言葉の代表であろう。そんな渋滞について研究してまとめたものがこの本である。まず渋滞ってこんなメカニズムでできてしまうのかと感心する!そして道路標識などってこんな意味があるから立てているのかとかそこまで想いを馳せることができる。この本を読んでから渋滞にはまれば今までより少しは嫌な感情を抱かないですむかなと思える作品になっている!また読みたくなる!

  • yutaro13

    ドライブしていて渋滞について気になったので手に取った本。ASEPという離散モデルで渋滞を考える。高速道路の渋滞原因トップはサグ部・坂道。車間距離40m以下が渋滞の始まり。車間距離を詰めて高速で走る不安定な状態をメタ安定といい、それに近い交通がサグ部にさしかかると車間距離の変化に対する対応が遅れ、ブレーキの連鎖反応が起こって渋滞が発生(自然渋滞)。車に限らず、人混み、アリ、インターネットなど扱うテーマは幅広いが、個人的には交通渋滞を深掘りしてほしかった。15年前の本なのでアップデートがあるなら知りたい。

  • kk

    図書館本。渋滞のあれこれを語る雑学本だと思って読んでみたのですが、専門の先生がお書きなさった、わりとガチな一冊でした。比較的単純な数理モデルを駆使して、渋滞の原因や特徴、解消の方向性などを語る内容。車や人の渋滞だけでなく、森林火災や人の生体現象などにも話が及びます。理系チックなガチな本とは言え、数式は一切使わず、一般向けに根気よく丁寧に説明してくれます。お話の巧さに感心しました。「お金の渋滞」の話や、コンピュータが「パイこね変換」の計算をできない話など、特に興味を唆られました。

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