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コメ危機の深層 日経プレミアシリーズ

西川邦夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296125074
ISBN 10 : 4296125079
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

米価は元に戻る? 稲作の将来は? 令和のコメ騒動を深掘りし、国際市場との接続など日本の主食が抱える課題と行方をプロが解説。

【著者紹介】
西川邦夫 : 茨城大学学術研究院応用生物学野教授。1982年島根県松江市生まれ。2005年東京大学農学部卒。10年東京大学大学院農学生命科学研究科博士後期課程修了(博士[農学])。10年日本学術振興会特別研究員(PD)。14年茨城大学農学部准教授。25年4月より現職。16年安倍フェローシップおよび17年日本農業経営学会奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パトラッシュ

    令和のコメ騒動とは、政治と農家と流通業者と消費者の綱引きから生じたというのが著者の結論か。政治は票獲得のため主食自給の大義名分を掲げ農水省を縛り、農家は生産調整を受け入れる代わりに自民党に投票して零細経営を保護してもらい、JAを含む流通業者は価格決定権を握って利権を手放すまいとした。三方一両得の政策により米価は5`3千円台で安定していたが、猛暑やインバウンドなど予想外の事態で需給バランスが崩れ、打撃を受けた消費者はコメ離れを起こしたり安い輸入米に走ったのだ。このままではコメは衰退作物になるとの警告が重い。

  • あみやけ

    本当に難しい問題です。広い視野で考えたいです。高いからなんとかしてくれというのは簡単です。日本の農業従事者はめちゃくちゃ苦しいと思います。政策でなんとかと言っても、管理調整保護し続けるのか、自由競争を更に進めるのか?関税を下げて輸入を増やせば、国は食料自給の面で確実に崩壊します。税金は下げてほしいのに、農業保護を手厚くできるのか?科学技術の発展と大規模化を急ぐしかないのか?そもそも、農業従事者は足りるのか?人口が減るから需要は減る一方。それでも、日本の学校給食は残飯まみれ。やはり、みんなで考えるしかない。

  • ろべると

    農政トライアングルによる価格釣り上げはコメ問題の本質ではなく、需給バランスが崩れたのが原因だとする。この秋には新米が出るので米価は下がるとしているが、実際そうなってないのは何故だというのか?それだけコメの世界は複雑怪奇ということか?著者は大学教授であり、歴史的経緯も踏まえて分析しているが、明確な答えは出てこない。衰退作物であるコメの復活には輸出が重要とするところだけは直前に読んだ本と共通してる。生産性向上と需要拡大の両立が重要で、農業者と消費者の折り合いが必要って、じゃあ国が公平に旗振ってくれよ。

  • 倉屋敷??

    今の生産量では輸入を何かあった時に断たれると国民は餓死する。国内需要の減少はわかるが、それを輸出ではなく減反という方法で解決したのがそもそもの間違い。 今の現状では未来がないのは火を見るより明らか。 カリフォルニア米がライバルになるだろうが、あちらは干ばつなどもあり水資源に不安がある。 量においても質においても勝てると思う。 しかし、JAが米の価格を操作してるうちは無理だろう。

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