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頭頸部外科診療に役立つ 頭頸部管腔構造の理解

西嶌渡

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784525370619
ISBN 10 : 4525370610
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan

Content Description

本書は筆者の45年にわたる頭頸部腫瘍を中心とした頭頸部疾患の治療経験をもとに,頭頸部にある各臓器・組織の解剖学的知識・知見を集積したものであり,45年間の経験で培った臨床的概念・外科的治療の中で気づいた解剖学的解釈を散りばめた珠玉の一冊.これらにより頭頸部領域の診療のための深度高い理解が可能となる.

【目次】
第1章管腔構造の概念─嚥下機能と管腔構造との関係─
1.嚥下機能との複雑な背景
2.学会における嚥下機能の評価方法
3.咽頭管腔構造における嚥下機能の評価 など
第2章管腔構造における上咽頭の考え方
1.上咽頭の形態像
2.上咽頭側面全体の管腔構造の模式図
3.上咽頭の亜分類と口蓋腱膜 など
第3章管腔構造における頭蓋底の考え方
1.脳実質を包んでいる構造体
2.脳の発生
3.理解しておくべき脳神経の知識 など
第4章管腔構造における中咽頭の考え方
1.中咽頭機能の眼目
2.中咽頭の解剖
3.頸部からの中咽頭への観血的アプローチ など
第5章管腔構造における下咽頭の考え方
1.ヒトと哺乳類の喉頭運動の違い
2.喉頭と下咽頭の存在様式
3.下咽頭癌における梨状陥凹原発癌と後輪状部原発癌の存在様式の違い など
第6章管腔構造における口腔の考え方
1.口唇の定義
2.口腔領域の定義
3.臼後三角と翼突下顎縫線 など
第7章管腔構造における鼻・副鼻腔の考え方
1.鼻腔の構造
2.鼻腔の側壁
3.鼻中隔を形成する軟骨と骨 など
第8章管腔構造としての「間隙」
1.間隙と窩の定義
2.副咽頭間隙
3.副咽頭間隙以外の間隙 など
第9章管腔構造としての「窩とトンネル」
1.側頭窩
2.側頭下窩
3.翼口蓋窩 など
第10章頭頸部領域の自律神経支配
1.自律神経系の特徴
2.自律神経の存在部位
3.自律神経の解剖 など
第11章臨床症状と関連する皮膚と粘膜 
1.皮膚と粘膜の違い
2.粘膜上皮の形態
3.口腔粘膜の特殊性 など
第12章粘膜と皮膚に関連する手術操作
I.粘膜を対象とする観血的処理
II.皮膚を対象とする観血的処理
第13章頭頸部癌の臨床における主な対処方法
I.頸部リンパ節生検
II.瘻孔閉鎖術
III.頸動脈破損 など

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