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ISBN 10 : 4814000456
Content Description
都市型隣人集団が形成された平安後期、住人たちは放火や強盗にどう連帯したのか。職能ごとの集住や祭りへの奉仕はいつ始まったのか。藤原良相の西三条第や定家が驚嘆した西園寺家北山殿など日毎に更新される発掘成果から、また、史料の一行一場面から、平安京の住まいと「地域形成」の進展をとらえる。
目次 : 第1部 地域形成のとらえ方(平安京の「随近之人」「在地者」と住人集団/ 平安貴族の大路・小路をめぐる空間認識―歴史地理からみる平安京の空間)/ 第2部 地域形成を見いだす(平安京の地域社会に生きる都市民/ 衰退後の右京―十世紀後半から十二世紀の様相/ 平安京左京域南部における遺跡の展開)/ 第3部 貴族の住まいの広がり(右大臣藤原良相と平安京の百花亭/ 王朝文学の中の寝殿―子女たちとの関わりを中心に/ 平安・鎌倉時代の織戸、織戸中門/ 西園寺家北山殿の景観)
【著者紹介】
西山良平 : 京都大学大学院人間・環境学研究科教授。日本古代・中世の社会史・文化史
鈴木久男 : 京都産業大学文化学部教授。日本歴史考古学
藤田勝也 : 関西大学環境都市工学部教授。建築史・住文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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