Books

Uprooted Radical (Part One): The Thirteen Stairs

Ishin Nishio

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062762830
ISBN 10 : 4062762838
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2009
Japan

Product Description

全ての終わりは――まだ始まったばかりだ。
「戯言シリーズ」最終章!

始まりがあれば終わりがある、それは確かに真理ではあるのだろうが、しかしとは言え、終わりがあるから始まりもあったはずだなどと考えるのはあまりに短絡的だ。どころか事実はまるで逆で、大抵の事象は始まる前から既に終了し切っていて、開かれずともお開きだ。真理をあえて真理として語らず、事実をあえて事実として語らず、黙することの美徳を誰よりも心得ている誠実な正直者、つまりこのぼくは、9月、ある階段を昇ることになる。《十三階段》。それは奇野頼知(きのらいち)であり、またノイズであり、あるいは絵本園樹(えもとそのき)であり、そして澪標高海(みおつくしたかみ)と澪標深空(みおつくしみそら)だった。だが、その階段を昇った先でぼくを待ち構えている終わりの終わりは、あまりに荒唐無稽で、あまりに懐かしく――戯言シリーズ第6弾

Content Description

全ての終わりは―まだ始まったばかりだ。“世界”を、そして“物語”を終わらせるため人類最悪・狐面の男と十三階段が動きだす。狐面の男に「俺の敵」と認定された戯言遣い・いーちゃんの運命は?「戯言シリーズ」最終楽章、『ネコソギラジカル』三部作の前奏曲。

【著者紹介】
西尾維新 : 1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞、「京都の二十歳」としてデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • W-G

    ついにシリーズ最終作。今まで名前だけ出ていた登場人物なんかも登場し、漫画チックにベタな盛り上げ方だがちゃんと盛り上がる。十三階段は七階段くらいでも良かった気はするが、まだ登場していないキャラも気になる。反面、玖渚の『チーム』のメンバーは出てくる気配がないが、このまま出てこないで終わってしまうのだろうか。中巻でけっこう悲惨な状態になりそうなフラグがところどころで立っており、本当に憎いところで上巻終了。ただまぁ、残りの尺を鑑みても、いーちゃんの過去関連は回収する気のない伏線なのだろうなと少し残念な気はする。

  • 優希

    始まりの終わりであり終わりの始まりでもある物語の序章という印象を受けました。戯言遣いから見れば物事は始まる前から終わっているのかもしれません。そんな中での幕開けとなる「十三階段」との戦い。異能バトルであるが故の異能バトルでないのが戯言ならではですね。まだ階段は上られたばかりです。続きのない終わりが見えつつも物語は展開していく。今後、戯言と共に世界の終わりを見たいいーちゃんが向かう先は何処なのでしょうか。

  • まりも

    再読。戯言シリーズ最終章の前編。主人公であるぼくと狐面の男率いる十三階段の終わりの始まりである戦いが始まる話。異能バトルのように見えて、異能バトルじゃない。物語も最終章に突入したことで、一気に加速してきましたね。加速しすぎていて理解するのも追いつかないレベルです。色々と見所も多いし、本当に密度の濃い1冊ですね。正にこのシリーズの終わりの始まりに相応しい、混沌とした内容になっているので読み応えもかなりあるので読むの疲れました。わけがわからんけど兎に角スゴい事だけは分かるっていうね。次巻も再読予定。

  • ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう

    再読。哀川さんの再登場の瞬間とかなかなかいいんだけど、個人的にすごい出夢くんがいい奴になってて好感度アップ。

  • Yobata

    《戯言》シリーズ第6弾(上)。出夢くんとの戦闘で入院していたぼくに崩子ちゃんやみいこさんが見舞いに来てくれていた。その最中、ついに狐面の男の攻撃が始まる。狐面の男の手先である《十三階段》が揃い、その十二段目,奇野頼知が襲来する。なんとか退けるが、みいこさんがやられてしまう。博多の出夢くんや鴉の濡れ羽島のひかりさんから狐面の男である西東天や十三階段についての情報を集め、誘い出された澄百合学園跡へ決着をつけに行く…。ついに終わりが始まる。人が傷つくくらいなら自分が傷ついた方がいい。そんな一人で背負い過ぎ,→

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

HMV&BOOKS online Recommend