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うさぎのヤスヒコ、憲法と出会う サル山共和国が守るみんなの権利 「なるほどパワー」の法律講座

西原博史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784811807683
ISBN 10 : 4811807685
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「法律で決まってるっていわれても、ボクにはできないことがある」困ったことが起きたとき、人と意見がぶつかったとき、「なるほどパワー」が役に立つ。…っていう、おもしろい憲法の話。論理の力で「みんなの幸せ」を探せ。

目次 : 第1話 ウサギのひっかきっこ1―出たな、モンスター「法律」(「ひっかきっこ」が始まる/ 「法律で決まってるんだ」/ 解説 法律って、なんだ?)/ 第2話 ウサギのひっかきっこ2―「法律で決まってる」で終わりじゃないんだ(憲法のほうが法律より上/ 憲法で保障された基本的人権/ 憲法の読み方/ 解説 憲法や法律は「解釈」しないと使えない)/ 第3話 サル山掲示板に書かなくっちゃ―法が個人を守る、それってどうやって?(リサの事件とサル山掲示板/ 名誉棄損だとおどされて/ 本当のことを言うのは表現の自由で守られている/ 解説 法律のなかに基本的人権がかくれてる/ わかってもらえる「理由」の説明のしかた―なるほどパワー比べ、どうやってやるの 「キズつけない」vs「ウソつかない」)/ 第4話 木登りアスレチックをあきらめる?―法がめざす「みんなの幸せ」って、なんだろう?(「みんなの楽しみ」、みんなってだれ?/ 「最大多数の最大幸福」と「ひとりの権利」/ お金がなくても対等な市民として尊重される/ 解説 基本的人権って、なんのため?)

【著者紹介】
西原博史 : 1958年、東京都生まれ。早稲田大学社会科学部教授。博士(法学)(早稲田大学)。大学では、「憲法」や「学校教育と憲法」などを教えている。専門の研究テーマは、日本と世界の基本的人権。裁判所に鑑定意見書を提出して、侵害されたと訴えている人たちの基本的人権を守るための取り組みもしている

山中正大 : イラストレーター。福岡県出身。愛知県立芸術大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • onasu

    憲法と法律は、僕らの暮らしにどう係わっているのか、卑近な例でもって説明していく。  出演者は、サル山共和国のサル山学園の小学生(サルとウサギ)と先生役の弁護士(ママサル)。名称から分かる通り、ウサギは少数派で、てことからのマイノリティの権利に始まり、双方の立場の違いにより生ずる基本的人権の衝突。その場合に、双方の「なるほど」という説明で折り合いをつけていくが、その元となるのが憲法や法律。  昨今は旬な分野だが、恥ずかしながら蒙昧の身には、小学生レベルが適当で、ためになったわい。みんな、ありがとう!

  • yura2

    憲法入門の児童書。大多数のサルと少数のウサギが通う学校を舞台に、いくつかのモデルケースで憲法を説明します。小学生の頃、法の下の平等とか基本的人権とか、当たり前のようなことが実は憲法で保障されていると知り、「わざわざ憲法に書かないとならないことなのか」と驚いたのを思い出しました。余談ですが昔、宗教上の理由で剣道の授業を拒否した高専生が退学になったことがありました。私は無宗教ですが、この件は本当に心が痛んだものです。本書でその後この学生が復学したと知り、長年のモヤモヤが少し晴れました。

  • ルル

    『例外』の取り扱い方、について初めて思考を及ばせました。『人権』について考えたい方もぜひ(*^-^*)

  • sleep@芒羊會

     基本的人権と集団としてのルールが分かりやすく書いてあって、読みやすい。個人としての尊厳をどこまで守るか、集団としてのルールをどこまで適応させるか、それが課題。(´Д`)

  • iku

    シリーズの「刑法を知る」とあわせて、法律の考え方について、具体的なケーススタディで、小中学生にもわかりやすく説く。立法を律する憲法の立ち位置とか、よくわかる意欲作。巻末の憲法条文も、久しぶりに目にすると新鮮です。

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