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中国の若い富裕層が日本にくる理由 日経プレミアシリーズ

袁静

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532264062
ISBN 10 : 4532264065
Format
Books
Release Date
September/2019
Japan

Content Description

日本人はシニア層しかいないような高級ホテルやレストラン。そこに中国人の若者がいるのはなぜ?実は中国では、文化大革命を知らない「80後」「90後」(20代・30代)こそがお金を持っている。シャネルやヴィトンは恥ずかしい、健康にお金を惜しまない、文化的なものが好き、一人飲みに一人グルメ、子どもの教育に家計の半分を使う…中国の若者の意外な消費意識について、中国人実業家が分析する。

目次 : プロローグ 日本で牛乳を飲む理由/ 第1章 なぜ中国の若者はリッチなのか/ 第2章 ホトケになった若者たち/ 第3章 美容整形するなら日本で!/ 第4章 家計の半分は子供のために/ 第5章 インバウンドは大阪に学べ

【著者紹介】
袁静 : 株式会社行楽ジャパン代表取締役社長。上海市生まれ。北京第二外国語大学卒業。早稲田大学アジア太平洋研究科修了後、日経BP社に入社し日本で10年間を過ごす。帰国後、中国人富裕層向けに日本の魅力を伝える雑誌『行楽』を創刊、15年行楽ジャパンを設立する。現在、上海と東京にオフィスを構え、中国での日本の観光PRに活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yyrn

    新型コロナウィルスのせいで中国人訪日客数に急ブレーキがかかったが、世界的な封じ込めに成功すればまた日本に来るようになる事がよく分かる本。中国の中間層(といっても家政婦がいたり、家を複数所有していたり、日本人の感覚からすればかなりの高所得者の)人々にとっての日本の魅力が、様々な事象を通して書かれていて、なるほどなと感心する指摘が多かった。なぜ中国人は日本に来たら必ず牛乳を飲むのか?なぜ中国の若者はリッチなのか?彼らの行動規範は何か?などを解説しつつ、キーとなるのは世代間で大きく異なる価値観を見誤るなと説く本

  • 去年の独身の日、ネット上のショッピングモール「天猫」の売上高が4.2兆円だったのは記憶に新しい。人口も購買力も日本とはケタ違いの中国。本書では、中国人の富裕層向けに日本の観光PRを行っている著者が、訪日中国人の過半数を占める「八〇後(80's生まれ)」「九〇後(90's生まれ)」の性格や消費動向を暴く。彼らが喜ぶのは「顔値」と呼ばれる写真映えするスポットや高級食材、旅館のサービス、文化的な体験。日本人と中国人とのお金のかけ方の違いとその理由が知れて面白かった。

  • templecity

    90年代以降に生まれた中国人は文革も天安門も知らない。中国は相続税が無いので親の勝った不動産により入る金がある。金があるのは年寄と思ったら間違い、若い者が案外金を持っている。若いとこれから金が稼げるから使えるという考え方。子供には兎に角金を使う。マナーを学ぶことも実はしている。行儀が悪いのは地方からの出身者。転職を厭わない中国人だが、アリババはストックオプションなどを勤続年数に応じて与えているので辞めない。福利厚生もしっかりしている。整形美容は関心が高い。(続きあり)

  • ののまる

    もうどんどん変わっていく中国のプチ富裕層(若者)

  • 紫砂茶壺

    道の真ん中で騒ぎながら写真を撮るマナーがなくうるさい中国人像はもう古い。団体旅行から個人旅行にシフトしつつあり、過半数が30代以下。自分が中国に行ったときも、同年代かそれ以下の子はだいたい親切でまとも。来日中国人は日本人が「こんな高いもん誰が買うねん」と思うものでもドンドン買う。彼らの判断基準は「中国で買うよりお得かどうか」にある。だから牛乳を買って飲むし、A5ランクの牛肉を大量買いする。一方で野菜や果物は中国の方が圧倒的に安いので、鍋の具材が肉と魚ばかりになる、という記述には笑った。

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