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ソーシャルワークにおける「価値」と「原理」 「実践の科学化」とその論理構造 Minerva社会福祉叢書

衣笠一茂

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623074259
ISBN 10 : 4623074250
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2015
Japan

Content Description

その独自性を真に担保し得る論理構造とは―ソーシャルワークの本質とは、どのような事象を取り扱い、何を実現するための実践なのか。「実践」の本質と論理構造を読む。

目次 : 序章 「危機的状況」にあるソーシャルワーク―新しい「価値」と「原理」の論理構造について論究する必要性/ 第1章 従来のソーシャルワーク論における「原理」と「価値」の論理の限界―「自己決定の原理」への批判的視座の提供/ 第2章 ソーシャルワークの新しい「価値の在処」についての論究―他者との「関係性」への関心、そして「共同性の価値」への志向/ 第3章 「実践の科学化」に向けて―ソーシャルワークの「語り」を読み解く具体的な研究方法とは/ 第4章 葛藤する実践の「語り」を読み解く―回復期リハビリテーション病棟におけるソーシャルワークの構造分析/ 第5章 ソーシャルワークの新しい「原理」と「価値」論の展開―岡村理論の批判的検討とその弁証法的止揚を通して/ 第6章 「価値の実践」としてのソーシャルワーク論の再構築―「意味の媒介の社会的実践」の具体的なソーシャルワークのあり方/ 終章 「実践」が「理論」に問うもの―「実践の科学化」のこれからの展開を目指して

【著者紹介】
衣笠一茂 : 1966年滋賀県生まれ。同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士課程後期退学。博士(社会福祉学)同志社大学。現在、大分大学教育福祉科学部・大学院福祉社会科学研究科教授。大分大学学長特別補佐(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ゆう。

    岡村理論に学びつつ批判的に継承し、ソーシャルワーク において個人の社会への再統合の意味を考察したもの。近代市民社会の個人主義では、社会的排除に対抗できず、多様な人々の尊厳を守ることはできないとする問題意識はとても共感できた。技術論からの考察であったが、学ぶことが多かった。

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