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うつ病を体験した精神科医の処方せん 医師として、患者として、支援者として

蟻塚亮二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784272360550
ISBN 10 : 4272360558
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2005
Japan

Content Description

過労性うつ病を体験した精神科医である著者が、患者から見たうつ病の治療、対処方法や生活技術、闘病日記などを、様々なエピソードを盛り込みながら綴る。「生きていてよかった」と思える1冊。

【著者紹介】
蟻塚亮二 : 1947年3月11日福井県生まれ、精神科医。1972年弘前大学医学部卒。卒後、健生病院、大清水健生病院を経て藤代健生病院に2004年春まで勤務。1985年から1997年まで藤代健生病院院長、その後同病院名誉院長、津軽保健生活協同組合理事長を歴任。2004年4月から沖縄に移住して、現在、輔仁会サマリヤ人病院勤務。その他に、日本精神障害者リハビリテーション学会理事、精神障害をもつ人の就労に関する欧州会議日本代表などを務めている。日本精神神経学会評議員2期歴任。2000年、弘前市長選に立候補。2001年、精神保健功労にて青森県知事表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネギっ子gen

    『Shrink 4』で著者の名前を発見し、懐かしくなって書棚奥から発掘――。日下部病院・松井紀和元院長が「生涯にわたるいい師匠」なんですねぇ。わたしは講演会にお呼びした後の会食の場で、松井先生から病院を辞された経緯をお聞きしたことが忘れられません。「終わりに」で、<ともかく生き続けてみよう。生きてみないと何が起こるか分からない。自分の命は世間のためでなく自分のためにあるのだから、世間から何と言われようが糞喰らえだ。私も沖縄ののびやかな空気をいっぱい吸って生きるさー。ぬちどぅー、たから(命こそ宝!)>と。⇒

  • coolflat

    19頁。今の社会は「努力してもストレートに報われない社会」なので、うつ病が治りにくいのではないかということだ。となると、うつ病が治るか否かには「社会のありよう」や環境因子もかかわってくる。つまり「努力して正当に報われる社会」でないとうつ病は治りにくい。もっと言うと、うつ病患者は成功体験や達成感に飢えており、社会が屈折して「正直者が馬鹿を見たり」、「努力しても報われない」社会になるとうつ病は治る糸口を失う。してみると、昨今の社会はうつ病が治るのに相応しい社会とは言えない。

  • かんちゃん

    うつ病に関する本は星の数ほどありますが、これはイチオシです! タイトル通り、著者は自らうつ病を体験した精神科医。だけど、実は権威ある名医。 かく言う私は現役のうつ病患者。仕事に復帰して3年経ち、当時のツラさをすっかり忘れていましたが、この本を読んで「そうだったな〜」と懐かしく思い出しました。今ではほとんど回復しましたが、本音では、むしろ以前よりも人間が大きくなったんじゃないかと自負しています。身近にうつ病になった方がいらっしゃるなら、一度読んでみてはいかが?

  • しろっぽいナニカ

    まだ全部自分の中でちゃんと咀嚼しきれたかどうかは分かりませんが、今のストレスが溜まりやすい社会の中でどのようにしてうまく生きるか?また鬱病って本当はどんなものなのか?を分かりやすく説明されています。鬱や今の現代社会を生きる上で大変勉強になりました。

  • むかひちゃん

    患者としての視点と医師としての視点はもちろん、社会人としての視点からも現代のうつ病を引き起こしやすい社会について指摘している。文章が非常に分かりやすく、うつ病でない方、うつ病患者のご家族にも読んで頂きたいです。

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