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あすなろ荘の明日ごはん 二見サラ文庫

蛙田あめこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784576221687
ISBN 10 : 457622168X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

家賃3万円、朝食付き。「朝ごはんは、みんなで食べること」。不眠症で仕事を退職した花は、葉子が営む朝食付き下宿「あすなろ荘」の大家代理を任された。だが住人は朝が弱い会社員の晴恵や人前で食事をとりたがらない鹿嶋など、癖のある人ばかり。揃わない食卓を前に投げ出したくなる花だったが、葉子から託された「朝ごはんノート」を元に朝食を用意するうちに、下宿の中に居場所ができつつあることに気づいて…。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 真理そら

    プロローグの「大人になったら、なんでもできると思っていた。たとえば美しい文字で自分の名前を書くこと。たとえば〜」というフレーズで引き込まれてしまった。確かに大人になったら自然にできるようになる気がしていたことでもできないままなことっていっぱいあるよねと深く反省した読者である。仕事のストレスで極度の不眠に悩まされ仕事を辞めたヒロインは祖母の経営する朝食付き下宿屋に転がり込む。生真面目すぎて疲れてしまうヒロインが回復していく物語。麦茶に砂糖を入れるとミロ(まだあるのかな)っぽい味がしそうだ。

  • ぶんこ

    不眠症に悩む花さん。常にネガティヴな花さんに、読んでいて辛くてやめようかと何度も思いました。「元気ってのは、あげたりもらったりする間に少しずつ増えていくから不思議ねぇ。」との詩笑夢の祖母の言葉に元気がもらえたのか、最後まで読むことが出来ました。誰かのために美味しい食事を作り喜び、美味しいといって食べてくれる喜び。会社員、とじこもり気味の小説家、夜勤バイトという生活時間のまったく異なる3人の住人が唯一一緒の食卓を囲む朝ごはん。誰かのための仕事があるって素晴らしい。

  • あおけん

    この方の作品を読むのは多分初めてです。図書館でタイトルと表紙の雰囲気に惹かれて借りてみました。無茶苦茶ネガティブで不眠症になって会社を辞めてしまった花は、生活に困り祖母が大家のあすなろ荘でお世話になる事にする。バカンスに出かける祖母葉子の代理大家としてあすなろ荘のルールである朝ごはんを作る事になる。誰かと一緒に食べる朝ごはんも良いですね。でも自分だと毎日だとちょっと疲れるかな?

  • マカ

    不眠症で会社を辞めた花が祖母から下宿の大家代理を任され、おまけに朝ごはんをみんなで食べるという条件付き。朝ごはんってやっぱり大事だよなと思わせる。住人たちとの交流も良かった。無理せず生きていくのが1番だがこれがなかなか難しくもある。これ読み切りなのかな?続き読んでみたいな。

  • まり

    図書館本。優しい話だった。夜が眠れない花、夜眠ることに、こだわってしまっていて余計に自分を追い詰めてしまってる。ゆっくり時間をかけて作る朝ごはんが美味しそう。そうやって作る朝ごはんに助けられ、あすなろ荘のみんなに助けられて強くなっていく花に安心した。やっぱり朝ごはんって大事だなぁ〜とも思った。葉子の温かさが良かった。鹿嶋くんのぶっきらぼうさがカッコよかった、特に花を迎えに行った所はバッチリだった。

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