Product Details
ISBN 10 : 4087206874
Content Description
アベノミクスでにわかに注目をあびる金融緩和政策。しかし、「日銀が大量にマネーを供給すれば、景気が回復する」というのは机上の空論だ。「失われた二〇年」をもたらした本当の理由を覆い隠し、かりそめのバブルを引き起こすだけではないか。しかも副作用の大きさは計り知れない。国債の信用喪失に始まる金融危機、制御困難なインフレなど、さまざまなリスクを第一線のエコノミスト・経済学者らが、哲学者と徹底的に討論。金融緩和の落とし穴を見極め、真の日本経済再生への道筋を描き出す。
目次 : 第1章 ミクロの現場を無視したリフレ政策(現実から乖離したリフレ政策/ 働いてお金を稼ぐ世代が減りはじめた/ 人口オーナスが値崩れを引き起こす ほか)/ 第2章 積極緩和の長期化がもたらす副作用(金融緩和反対で日銀人事案否決/ 需要としての設備投資/ 設備投資と人口動態 ほか)/ 第3章 お金への欲望に金融緩和は勝てない(金融緩和が効かない明白な証拠/ 「成熟社会」に入った日本/ 長期不況をはじめて説明できた小野理論 ほか)
【著者紹介】
藻谷浩介 : 1964年生まれ。(株)日本総合研究所調査部主席研究員
河野龍太郎 : 1964年生まれ。BNPパリバ証券経済調査本部長・チーフエコノミスト
小野善康 : 1951年生まれ。大阪大学社会経済研究所教授。経済学博士
萱野稔人 : 1970年生まれ。津田塾大学国際関係学科准教授。博士(哲学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
読了日:2016/06/04
Kenichi Yanagisawa
読了日:2013/05/14
佐島楓
読了日:2015/10/30
しーふぉ
読了日:2016/06/29
メタボン
読了日:2014/06/18
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Creator:望月ハルヒ
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