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衰退産業でも稼げます 「代替わりイノベーション」のセオリー

藻谷ゆかり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103526414
ISBN 10 : 4103526416
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2019
Japan

Content Description

東大卒・ハーバードMBAの起業家が信州の「ド田舎」に移住して見つけた「経営の骨法」。

目次 : 序章 日本を再生するための3つのキーコンセプト/ 第1章 商店―新商品開発や販路開拓で起死回生を図る(株式会社八代目儀兵衛(京都府京都市)―米販売店から、お米ギフトのネット通販と米料亭に大転換/ 信州イゲタ味噌醸造蔵元酒の原商店(長野県上田市)―酒販売店から、味噌・甘酒のメーカーに)/ 第2章 旅館―IT化やローカルな魅力で再生する(元湯陣屋(神奈川県秦野市)―10億円の借金をかかえた老舗旅館をIT導入でV字回復、週休2・5日制導入で働き方改革を実現/ 三水館(長野県上田市)―古民家4棟を移築、「里山の風景にあう、古くて新しい旅館」を再生して人気に/ 合名会社富成伍郎商店代表(長野県松本市)―信州・松本の水にこだわった手作り豆腐で日本一に/ 日本酒応援団株式会社(東京都)―スタンフォードMBAが日本酒を楽しむライフスタイルを世界に展開)/ 第3章 農業―ブランド化やIT化で6次産業化を実現する(農業生産法人こと京都株式会社(京都府京都市)―伝統野菜の九条ねぎに特化、ブルー・オーシャン戦略で年商10億円/ 株式会社みやじ豚(神奈川県藤沢市)―バーベキューで6次産業化、豚のブランド化で家業をイノベーション/ 茶のこみち 美湯の宿(長野県山ノ内町)―現役客室乗務員の女将が積極営業、外国人観光客が年間数泊から6000泊に/ 小石屋旅館(長野県山ノ内町渋温泉)―「温泉なしの旅館」が温泉街に賑わいをもたらす)/ 第4章 伝統産業―伝統を革新し、グローバルに展開する(京和傘日吉屋(京都府京都市)―和傘の技術をデザイン照明に応用、海外市場開拓のメソッドをアドバイス/ 小岩井紬工房(長野県上田市)―海外帰りの姉弟が、オープンファクトリーとイベント開催で地産外招/ 株式会社白鳳堂(広島県熊野町)―伝統工芸の技術を活かした化粧筆を開発し、世界で新たな市場を形成/ 株式会社和える(東京都)―学生起業で日本の伝統を次世代につなぐ)

【著者紹介】
藻谷ゆかり : 1963年、横浜市生まれ。東京大学経済学部卒業後、金融機関に勤務。1991年ハーバード・ビジネススクールでMBA課程修了。外資系メーカー2社勤務後、1997年にインド紅茶の輸入・ネット通販会社を起業(2018年に事業譲渡)。2016年から昭和女子大学グローバルビジネス学部客員教授、2018年同大学特命教授。2002年に家族5人で長野県北御牧村(現東御市)に移住。現在は地方活性化や家業のイノベーション創業を支援する「巴創業塾」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 奈良 楓

    【〇】● 農業や旅館など「衰退産業」がどういった改善を経て再び軌道に乗ったのか、そのストーリーがわかりやすかったです。 ● 京都八代目儀兵衛の米料亭は行ってみたい。 ● 衰退産業からの脱出のキーマンがMBAフォルダーやバリキャリの人ばかり。ではそういう人材に恵まれなかったところはではどうすればいいのか?というところはもやっとしました。 

  • Gasse

    本文中にちらっと名前の出る友人に推されて読みました。看板に偽りなしで、『「代替わりイノベーション」のセオリー』がメインテーマなので、完全に他人事として「なるほどー」って思いながら読んでました。一つひとつの事例がコンパクトにまとめられていて、非常に読みやすいのは高評価ポイント。あと、著者は東信に移住された方なので、そっち方面のネタが多かったのが個人的にはよかったです。

  • Hiroki Nishizumi

    セオリーと言うか、どんな産業でも売れるものを売る、だけだな。

  • 四ツ谷

    地元で生産して、外で販売する地産外商に加え、「地産外招」という地元で生産して、外から呼び寄せる手法で衰退産業を盛り上げることを綴っている。実際のエピソードを並べた事例集であって、経営学的に体系化されたロジックはない。ノウハウがあるが継承・発展がないという問題点を考えると<2884>ヨシムラ・フードHDのような衰退していく飲食店をM&Aで相互補完していく経営は今の時流に合っているのだと思う。

  • 時停

    紹介企業のうち、いくつか存じ上げる会社もあり、ここはこうして発展したのだなぁと少しだけ歴史を垣間見た気がしました。 本書を通してそれぞれの企業が気になったので、時間を作って行ってみたり使ってみたく思いますね。長野の旅館が気になる気になる。 私は事業を背負う人間ではありませんが、それを除いても学び得るものが多かったです。百人百様の経験談を知れるのはやはり良いものです。

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