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現代中国を知るための52章 第6版 エリア・スタディーズ

藤野彰

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750347516
ISBN 10 : 4750347515
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
藤野彰 ,  

Content Description

目次 : 1 習近平政権2期目の内政動向(建国以来70年の政治激動―曲折の歩みと累積する歴史の負債/ 世界最前列を目指す「中国の夢」―ナショナリズムに彩られた青写真 ほか)/ 2 転換期経済の新発展戦略(「新常態」下の成長モデル―中高速成長への転換と経済構造改革/ 急成長するニューエコノミー―「信用の担保」と「社会問題の解決」 ほか)/ 3 多元化する社会の地殻変動(台頭する中間層の政治社会意識―交錯する改革志向と安定志向/ 社会を変える「80後」「90後」―起業意欲に富む一方で愛国心も旺盛 ほか)/ 4 揺れ動く対外関係と台湾・香港(協調と摩擦の大国外交―国益グローバル化を背景に積極攻勢/ 岐路に立つ米中―「新しい大国関係」へのつばぜりあい ほか)

【著者紹介】
藤野彰 : 中国問題ジャーナリスト、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授。1955年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。読売新聞上海特派員、北京特派員、シンガポール支局長、国際部次長、中国総局長、編集委員を歴任。専門は現代中国論。中国政治、中国共産党史を中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    図書館の新刊コーナーで、最近興味を持っている中国関連本を見つけたので、読みました。ニュース等で見聞きしている内容ではありますが、テーマ別に体系だって整理されているので、現代中国に対する理解が深まりました。今世紀半ばには世界No.1の超大国になる中国、50年後の日本は、現在の香港のように属国になっているかも知れません。

  • かんがく

    政治、経済、社会、外交の四部構成で、大国中国の現状を解説。かなりわかりやすい。習近平指導部になり、一帯一路、米中対立、香港問題など世界を巻き込んで大きく動く中国だが、コロナ後の世界でどのような地位を築くのだろうか。

  • たろーたん

    中国を理解するうえで重要なキーワードは「屈辱」と「自尊」だ。近現代の中国は、列強の侵略や内戦から、国家主権を失うことがどれだけ大きな災禍に繋がるか、その主権を回復するために共産党がいかに甚大な犠牲を払って奮闘したかを、強力に宣伝・教育してきた。そのため、中国国民のメンタリティには強い被害者意識と自己防衛意識がある。そんな屈辱の記憶の反動もあって、「自尊」のナショナリズムも燃え上がっている。屈辱と自尊が化学反応して、民族主義の激流を形成し、それが中国発展の強大なエネルギーを生み出しているのだ。(続)

  • お抹茶

    中国の最新の政治経済を解説。毛沢東は公然と法治を蔑ろにしたが,習近平は自らの新指導思想「四つの全面」で法治の徹底を強調している。しかし,法律の恣意的な解釈で体制批判者を摘発する。従来一つの企業の中で垂直統合されていた工程や機能を複数の企業が担う垂直分裂によって,旺盛な参入や低価格が可能になった。「90後」世代は仕事の安定感や収入よりも自分の興味や関心との適合を重視するが,独立心は旺盛。日本との歴史問題は,共産党のレジティマシーでる日中戦争での勝利,国民統合の手段,韓国やロシアとの共闘に使われる。

  • ケンミ

    地域研究をするうえでの入門書の定番。本当は昨年最新版が出ているのだが、まだ電子版がないので仕方なく2018年出版の第6版を読んだ。実際に中国に暮らしていても、留学生の身分ではこの国の政治や経済の大局はほとんど見えてこない(私の不勉強もある)。逆に本を読むことでそこら中にある社会主义核心价值观の看板は習近平が提唱したのか、とか、先生がいう中华民族ってそういう意味だったのか、とか日常にあるものの意味がわかった。私が見ているものも間違いではないが、見れるものは極めて限られている。一冊で現代中国を概観できる良書。

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