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戦争を読む・平和を考える19450806 星は見ている

藤野としえ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784910658087
ISBN 10 : 4910658084
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • とよぽん

    「星は見ている」、そういう意味だったのかと読み終わって思う。広島一中の生徒のことは他の本で読んだことがある。この絵本は、亡くなった14歳の男子中学生のお母さんが語っている。紺野美沙子さんが朗読し、映像・朗読作品がDVDとなって無償提供されているそうだ。また、英訳して世界中の人が視聴できるようにしているとのこと。素晴らしい取り組みだ。79年が過ぎようとしている今、次の世代に確実に伝えていかなければならないと思う。

  • zero1

    戦時中、屋根の上で星空を見た母と息子。だが運命の時は待ってくれなかった。1945年8月6日。広島に原爆が投下された。まさに阿鼻叫喚。息子が見つからない。💥現在、世界を何度も滅亡させるだけの核兵器がある。【戦争は止めてほしい】との訴えは、核兵器の保有国に、どれだけ届いているか。💥元日に、本書の紹介は不謹慎?そう?【門松は 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし】と一休も訴えてるぞ。ひとりで死ぬか。それとも、みんな一緒に絶滅するか。我々の未来はどっちだ。

  • ヒラP@ehon.gohon

    広島原爆で全滅した、広島一中一年生父母の手記集に収録されていた1編を、紺野美沙子さんがとりあげて、朗読の会で語られたことを契機に出された絵本だとか。 朗読映像を拝見して、声に出しつつ、原爆で喪った息子を思う母親、家族模様を追体験しました。 訥々と語られる親の思いは、一瞬の爆発によって砕かれた日常と、あまりにも過酷な体験に、滲み出る呻きのようでありました。 広く社会に伝えたいという紺野さんの熱意も加わって、重厚で意味深い作品になっていると思いました。

  • Cinejazz

    広島原爆投下の前夜、中学1年生の<藤野博久くん>は、星空の下でお母さんの<としえさん>に語ります 「お母さん、兄さんはもうじき死ぬのでしょう・・・ぼくは悲しい・・・僕は医者になろうと思うよ。兄さんが方輪者になって帰っても、僕がちゃんと治療してあげるんだ。そして一生幸せにしてあげたいね。ね、お母さん・・・戦争は止めて欲しい、戦争は止めて欲しい、戦争というものはこの地球上から失くして欲しい」・・・14歳の我が子を原爆で失った母親の悲しみを伝え、平和への祈りをこめた「紺野美沙子の朗読座」での作品を絵本化。

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