はじめてのイタリア野菜

イタリア野菜60種の基本のつくり方と食べ方を紹介した本邦初の本。
「イタ飯」とも呼ばれ親しまれているイタリア料理。その料理を特徴付けているのが、見た目も味も個性的な野菜たち。本書は、そのイタリア野菜を上手につくっておいしく頂くまでを紹介します。取り上げるのは、すでにお馴染みの野菜から、今後注目されそうな野菜まで60種。それぞれの生育の特徴、失敗しない栽培のコツ、利用のポイントを平易に解説しています。和名とイタリア名の対照表付きで、直売所向けの品目拡大、家庭菜園の充実を図りたい人などにもってこいの一冊です。
*本書でいう「イタリア野菜」とは、イタリア料理やフランス料理など南欧料理で使われる野菜を指し、イタリア原産野菜に限定するものではありません。

【著者紹介】
藤目幸擴 : 昭和４４年、京都大学大学院農学研究科修了。香川大学、京都府立大学教授を歴任、平成２０年３月に退官。現在、京都府立大学名誉教授、ＮＰＯ京の農・園芸福祉研究会理事長、京都園芸倶楽部副会長。農学博士（京都大学）。昭和５８年、園芸学会賞奨励賞受賞。野菜の生理・生態が専門で、海外の園芸事情に詳しく、イタリア野菜の栽培指導なども行なう（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）