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ルポ M & A仲介の罠

藤田知也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022520692
ISBN 10 : 4022520698
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan

Content Description

日本経済の救世主か?稀代の詐欺師か?今日も中小企業は、喰いものにされる。朝日新聞デジタルの人気連載に大幅加筆、書籍化!外れない経営者保証、抜き取られた現預金、借金だけ残して音信不通に―知らないと危なすぎるM&A、そのトラブルの全貌。雇用を守るつもりが一転…あなたの会社は大丈夫?事業承継の闇をぜんぶ暴く!

目次 : 第一章 まやかしの事業承継/ 第二章 政府と仲介業界の怠慢/ 第三章 経営者保証の落とし穴/ 第四章 保証トラブルは防げるのか/ 第五章 喰いものにされる中小企業/ 第六章 お金目当てのM&A/ 第七章 成約主義の構造/ 第八章 地域金融機関の責任/ 終章 働くひとのために

【著者紹介】
藤田知也 : 朝日新聞記者。早稲田大学第一文学部卒、同大学院アジア太平洋研究科修了後、2000年に朝日新聞社入社。盛岡支局をへて02〜12年に「週刊朝日」記者。経済部に移り、18〜19年に特別報道部、その後は経済部に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Yuichi Tomita

    朝日新聞で話題になった中小企業の不適切なM&A事案を追ったもの。森功や地面師などの詐欺事件の本でも読んでるのかと思うほど酷い事案が並ぶ。規制もなく、インセンティブに踊る営業マンを野放しにするとそりゃこうなるだろうという印象。 個人的には宅建業法のように、手数料も上限を設けて、資格制度も法制化すべきとは思う。そのためには立法事実という名の被害者がさらに必要なのか。仲介会社が中心となった自主規制団体何ができるのだろうか。

  • お抹茶

    M&Aの杜撰な仲介会社と売り手の悲惨な顛末を取材する。危険人物と疑われる買い手であっても,仲介会社は成約で双方から成功報酬を受ける。利益相反になりやすく仲介業者は買い手に加担しやすく,成約後のできごとに責任はなく,関心もあまりない。金融機関への事前相談を阻止したり,経営者保証の解除を拒んだりしたりする場合は危険。悪徳な買い手であれば,経営者保証を解除せず,負債を売り手に押し付けて失踪する。国の委託事業の事業継承・引継ぎ支援センターも悪質さに気づけず十分な調査や点検をせずにM&Aを推進するので,過信は禁物。

  • もりの

    実話に基づいていて読み応えがあった。ここまで杜撰だとは思っていなかったのでビックリした。売り手のセカンドオピニオンの重要性。

  • す○○

    M&Aは新手の貧困ビジネスだなと新聞連載を興味深く読んでいた。書籍化された後もそれぞれの内容は進行中で登場人物達は活動を続けている。社会の公器たる企業を商品化し仲介して手数料を稼ぐビジネスを容認して良いのだろうか。R社やT社のペテンは論外として、売り手の大半は窮境に陥った企業であり資格者養成云々で解決する問題でないことは明らかだ。事業所数は減少し自国通貨は下落基調、創業の勢いもなくどんどん衰退していく日本。それでも我々は前を向いて進んでいかないといけない。さて、どうするか?

  • ロバーツ

    許せない連中が跋扈している。

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