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指先から旅をする 2

藤田真央

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163920160
ISBN 10 : 4163920161
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan

Content Description

本物の天才だけが見ることを許された景色。30か国、200都市を熱狂の渦に!ベストセラーとなった前作から2年。現代を代表するピアニストとして、“世界のMAO”となった26歳が、自ら綴った濃密な日々。各国で撮影された公演&オフショット。美しい旅路をフルカラーで。

目次 : 第1回 奇跡の音を求めて/ 第2回 いちばん楽しんでほしかったひとは/ 第3回 東アジアを巡る/ 第4回 学びはつづく/ 第5回 矢代秋雄との出逢い/ 第6回 我がホーム!ヴェルビエ音楽祭/ 第7回 世界一取りづらいチケット/ 第8回 欧州を熱狂の渦に/ 第9回 極限のスケジュール下で/ 第10回 ピアニストとして生きる

【著者紹介】
藤田真央 : 1998年東京都生まれ。3歳からピアノを始める。2017年、18歳で第27回クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝。19年には第16回チャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞、審査員や観客から熱狂的に支持され、瞬く間に世界のスターダムを駆けあがった。繊細かつヴィルトゥオーゾを持ち合わせた唯一無二の美しい音色は世界で高く評価され、各国の権威ある劇場やホールでリサイタルや一流楽団との共演を成功させている。ルツェルン音楽祭、ヴェルビエ音楽祭、エディンバラコック再音楽祭など主要な音楽祭の常連でもあり、名実ともにいまもっとも世界的に活躍する日本人ピアニストのひとりである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 陽子

    ユーモアに富んでとても読みやすい。再びピアニストの藤田真央さんと共に、世界中を旅しながら音楽と世界各地の風土を感じ、時に色々な食べ物を楽しむ。リアルなピアニストの移動と本番に向けての調整の大変さを垣間見る。真央さんのメンタルの強さと、徹底的にやり抜く集中力の高さに感嘆。音〜音楽は命そのもので、世界共通の言語のよう。生身の人間でなければ、この世界は決して表現できないと改めて確信した。どこまでも愚直に真摯に音を追求していく音楽家の方々の姿に頭が下がる。そんな素晴らしいライブコンサートでの音の波に漂いたくなる。

  • takataka

    ★★★★★文章がとても明快で、自身の弾くピアノの狙いなども、曲の解釈を含め的確に伝わってくる。ピアノの演奏、あるいはクラシック音楽にもっと聴く耳を持っていれば、さらに楽しめるエッセイだろうが、自分にそこまでの耳がないのが残念だ。文字通り世界中を弾き回りながら文章を書くことにも手をぬかない態度に好感が持てる。次も期待したい。

  • hatobuesou☆

    一緒に演奏旅行をしている感覚になりました。一緒にステージ上にいるような臨場感があり、写真も豊富なので目の前に風景が広がっている感じです。特に素晴らしいと思ったのは人柄の良さ。すごく謙虚で周りに対する敬意が強く、それでいてユーモアがあり、ときどき見せるお茶目さもかわいらしくて、とても好感が持てました。真央さんが奏でるピアノの音と同じように、けがれのない明るい軽やかなものを文章からもうかがえます。音楽の奥深さや絶対音感がある人の見え方などとても興味深く、世界は広いと思いました。

  • さな

    編集者の黒岩さんがおすすめされていたので、藤田さんに興味を持ち演奏を聴いて、やはり天才だ!となり文章を読むと、天才はこんな風に感性を言語化するんだ!と。言葉も沢山の引き出しがあり、読んでいて楽しかったです。 藤田さんは才能が溢れているので、一生懸命拾い集めてギュッとパッケージしました!とおっしゃっていた通り、こぼれちゃってるなぁ〜と思いました笑写真が美しく素晴らしい一冊でした。

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