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竹田の子守唄 名曲に隠された真実

藤田正

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784759200232
ISBN 10 : 4759200231
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ミリオン・セラーのヒット曲がある日、ラジオから流れなくなっていた。日本のフォーク・ミュージックが世に送った美しい子守り唄のことだ。表舞台から消えた名曲。その「なぜ」を語るときがやってきた。元唄も、消えた理由も、うたい継ぐ人びとのことも…。

目次 : 1 歌の旅立ち(フォーク・ブームのその年に/ 「橋のない川」をきっかけに ほか)/ 2 娘たちはうたう(守りもいやがる、盆から先にゃ/ ねんねんころりよ、おころりよ ほか)/ 3 歌のふるさと(伏見奉行所の直轄地「野田村」/ 代金は塩水で洗い清めて ほか)/ 4 歌はなぜ部落に残ったか(通い婚と「チーコイターコイの唄」/ はったい粉と麦茶の行商に歩いて ほか)

【著者紹介】
藤田正 : 評論家、音楽プロデューサー。1953年、富山県生まれ。音楽プロデューサーとしては、登川誠仁や照屋林助の諸作、映画『ナビィの恋』のテーマ・ソングほか沖縄音楽が多い。インターネット・マガジン「Beats21」、楽譜サイト「d‐score」のメイン・スタッフ。月刊誌『部落解放』で「東京音楽通信」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    この歌は赤い鳥が歌って有名になったのですが、ある時期から謳われなくなってしまいました。私は大好きでしたので、今本に入っているCDを楽しんでいます。なぜ放送で聞かれなくなったのかその理由も書かれています。フォーククルセイダースのイムジン河もそうですよね。自主規制とはいうもののどこからか圧力がかかるのかもしれません。申し訳ないので、教科書などの赤い鳥の「翼をください」を入れたのではないかとうがった考え方が出てきます。日本のマスコミ規制の暗部を見たような感じがします。ぜひ若い人に読んでもらいと思います。

  • makimakimasa

    10年以上前に新宿の模索舎で買った本。途中で止めていたのを今回改めて読み直した。Jポップ史において稀有な存在感を放つ表題曲。赤い鳥で世に知られる前は、関西中心に数々のフォークサークルが歌っており、メジャーレコードで初めて録音したのは森山良子だったらしい。赤い鳥のリーダー後藤悦治郎が、同曲でデビューした1969年から、再レコーディング版で大ヒットした1971年になってもなお、竹田の所在地さえ知らなかったというのは意外だった。友人の調査により、京都伏見の被差別部落がその出自と判明。やがて唄は表舞台から消える。

  • toshokan-no-hito

    『竹田の子守唄』が京都の被差別部落にルーツを持つ歌だったとはちっとも知らなかった。本は読んでみるものである。

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