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勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術

Susumu Fujita

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163920474
ISBN 10 : 4163920471
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan

Content Description

 ABEMA、インターネット広告、ゲームなどの事業を軸に、創業以来27期連続増収を達成し、サイバーエージェントを売上高8000億円超の大企業に育て上げた藤田晋社長。直近では、「テレビの再発明」を掲げ、巨額投資を続けたABEMAの通年黒字化が射程圏に入っている。経営のみならず、麻雀も財界屈指の腕前として知られ、競馬では愛馬が賞金15億円のサウジカップで勝利、サッカーでもオーナーを務めるFC町田ゼルビアはJ1昇格初年度から優勝争いを繰り広げた。仕事も趣味もとにかく「勝負強い」経営者なのだ。
 そんな藤田氏だが、2026年に自らが創業したサイバーエージェントの社長を退任することを公言している。その直前に今最も伝えたい「ビジネスの最強鉄則」をまとめたのが、本書『勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術』だ。
〈自らの実体験を振り返ってみると、これまでありとあらゆる重大局面で勝負に挑んできた。チャンスと見て大胆に攻めるばかりではない。必死で守ることもあった。組織のリーダーとして、むしろ守る場面のほうが多いかもしれない。麻雀では、細かなスキルや読みも大事だけど、結局は押すべき局面で押せるか、引くべき局面で引けるか、その「押し引き」が勝敗の9割を決めると言っても過言ではない。これは、ビジネスの世界にも通じるものがあると思う。〉(「はじめに」より)
 どの回も、単なる抽象論ではない。撤退戦の大切さと難しさ、Z世代のマネジメント術、ワインや映画を嗜むことの重要性、超トンがった企画の生み出し方、リーダーに必要な意外な条件‥‥などが自らの経験をもとに超実践的に£ヤられている。
 本書は「週刊文春」の好評連載「リーチ・ツモ・ドラ1」を加筆修正したものだが、藤田社長が自ら毎週執筆してきた。
〈なにしろ私はこの連載を本当に自分で書いている。本当に、というのは、経営者など本業が別にある人は口述筆記といって、インタビューのように答えたものをプロの文筆家がまとめるのが普通だからだ。これは別におかしなことではない。プロが書いた文章の方が読者にとって遥かに読みやすいし、本人の意向も伝わる。私も、別の連載で口述筆記をお願いしていたケースがある。でも今回は、自分で自分の頭の中を整理し、言語化したいという思いがあり、編集者に自分で書いてみたいとお願いして、毎週2400字、一生懸命書いているのだ。〉(「おわりに」より)
 実は、多くの経営者や著名人も目を通しているという藤田社長の連載。トップ起業家が退任直前に綴った「渾身の13万字」は、すべてのビジネスパーソンに大きな気づきを与えてくれるに違いない。

【著者紹介】
藤田晋 : 1973年5月16日、福井県鯖江市生まれ。97年に青山学院大学を卒業後、インテリジェンス(現パーソルキャリア)に入社。98年、サイバーエージェントを創業し、代表取締役社長に就任。2000年には史上最年少社長(当時)として東証マザーズに上場、14年に東証一部(現東証プライム)へ市場変更。現在は、インターネット広告やゲーム、メディアなど多角的に事業を展開している。FC町田ゼルビア代表取締役社長、一般社団法人Mリーグ機構チェアマン、一般社団法人新経済連盟副代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • タカギ

    表紙の圧からは想像しづらいソフトな文体。藤田社長のパーソナリティがそのまま出ているであろう、柔らかな語りの中に所々激しさが覗く、ある意味恐ろしい本である。 本書に出てくる、カーネギー、久々に読み返してもいいなと思った。

  • fuzziiko

    うーん。。タイトルほどのインパクトは感じられなかったけど、藤田社長ならではの価値観や考え方に触れるという意味では参考になる点はあるかもしれない。。

  • Masa

    藤田氏が自ら毎週執筆してきた(口述筆記ではない)「週刊文春」の連載「リーチ・ツモ・ドラ1」を加筆修正した、社長自身が、自分で自分の頭の中を整理し、言語化したもの。 ・思考を整理し言語化する時、そのプロセスを通じて自分自身が大きく成長する。言語化する機会をもたず、感覚で仕事をしているような時期は、いたずらに時が流れ、停滞しているように感じられる。

  • かずさん

    大変面白かったです。文章が読みやすく、また、社長の頭の中を知ることができて、有意義な読書体験でした。最初は麻雀の話ばかりと思いましたが、それだけでなく、社長業の一端や、思考や行動スタンス、誠実さを見ることができました。

  • Nyaga

    同じ大学同じ学部の先輩として一番輝いているであろう尊敬する経営者の社長禅譲前のタイミングでの自著。勝負の時は思い切って勝機に全振りする思い切りが本当にすごい。良著でしたω

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