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心理検査のフィードバック

藤田和弘

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784810007510
ISBN 10 : 4810007510
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

知能検査等のアセスメント情報を、子どもや保護者や支援者にとってわかりやすく役立つものにするには、どのように伝えたらよいのか。「フィードバックシート」「フィードバック面接」の実践的なあり方を提案。報告書作成に便利な「説明のための用語集」付き。

目次 : 保護者・教員等は検査結果に何を期待しているのか/ 第1部 基礎知識編(フィードバックの定義と倫理/ フィードバックの基礎知識/ フィードバックとチーム支援 ほか)/ 第2部 実践編(検査前の相談(インテーク)と情報共有/ フィードバックの報告書と面接の基本/ フィードバックの実際)/ 第3部 用語編(説明のための用語集)

【著者紹介】
藤田和弘 : 筑波大学名誉教授。東京教育大学教育学部助手、筑波大学心身障害学系講師、助教授、教授、九州保健福祉大学教授、吉備国際大学学長を歴任。日本K‐ABCアセスメント学会元理事長(現:常任理事)。日本LD学会名誉会員。S.E.N.S名誉会員。日本リハビリテーション連携科学学会名誉会員

熊谷恵子 : 筑波大学人間系教授。学校心理士SV、特別支援教育士SV、臨床心理士、言語聴覚士、公認心理師。日本LD学会監事。日本K‐ABCアセスメント学会副理事長。教育心理学会・特殊教育学会・発達心理学会・心理学会・応用心理学会等会員

熊上崇 : 和光大学現代人間学部心理教育学科教授。公認心理師。S.E.N.S‐S.V。日本K‐ABCアセスメント学会常任理事。家庭裁判所調査官として19年勤務し、立教大学助教を務めた後、現職。筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達科学専攻修了、博士(リハビリテーション科学)

星井純子 : 東京都内の巡回相談心理士、発達障害相談・療育センター相談員、東洋大学・東京成徳大学短期大学部非常勤講師等として教育機関や福祉機関の職に従事。公認心理師。臨床発達心理士。学校心理士。S.E.N.S‐S.V。自閉症スペクトラム支援士。日本K‐ABCアセスメント学会常任理事。日本特殊教育学会会員。日本LD学会会員。吉備国際大学大学院社会福祉学研究科修士課程修了、修士。東京都の小学校・特別支援学校を務めた後、現職

熊上藤子 : (株)日本保育総合研究所発達支援課。学校心理士。公認心理師。日本K‐ABCアセスメント学会会員。日本保育学会会員。筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達専攻博士前期課程修了、修士(カウンセリング)。千葉県および東京都内の小学校で講師やスクールカウンセラーを務めた後、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひろか

    教科書を意識したような構成。タイトルだけ見ると、どんなうまいフィードバックの方法が書かれていると期待するかもしれないが、本書のテーマはそれ以前のところ。これは大事。ただし、著者らがK -ABCの専門家であるため、内容がそれに偏っている。一般的に用いられることの多いWISCの内容がもっとあると良かった。

  • いとう

    心理検査のフィードバックを単なる数値の伝達ではなく、被検査者が自己理解を深め、将来の行動に活かすための対話的・協働的なプロセスとして捉える意義を示している。家庭裁判所や高校での実践を通じて、わかりやすい表現や支援者との連携の重要性が強調され、専門性と配慮を両立したフィードバック方法の必要性が提起されている。また、体系的な研修プログラムの構築により、支援に資する実践知の共有が図られている。

  • luckyair

    心理検査をする側もされる側も読んでおく必要がある1冊。心理検査のニーズが高まる中、実施はするが結果が活用されていないというケースは多々ある。また、検査の数値や結果に引っ張られすぎて肝心の本人を見ることを蔑ろにしていることもある。この本では豊富な検査結果と共に臨床事例についてアセスメントがされているため、伝え方や聞き方など、どの立場の人であっても参考にできる部分がある。心理検査の結果は目的地やゴールを示すものではなく、本人の苦しさや苦手を少しでも形にして理解してあげるためのものであると感じた。★★★☆

  • ソーシャ

    発達障害臨床で用いられる心理検査(WISCやK-ABC)の結果をどのように保護者や本人に説明するかに焦点を当てた一冊。実際、自分でやったわけでもない(し、そもそもできもしない)検査結果を説明するのはかなり難しいものがありますが、この本を読んでなんとなくイメージはつかむことができました。ただ、心理検査の内容を部外者に公開してはいけないというルール上難しいのでしょうけど、フィードバックをするのが心理職とは限らないのが実情なので、実際にどんな検査をやるのかについても記載してほしかったですね・・・

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