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戦間期日本陸軍の宣伝政策 民間・大衆にどう対峙したか

藤田俊

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784829508176
ISBN 10 : 4829508175
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan

Content Description

総力戦対応に向けた国家総動員体制の確立に「宣伝」はどのような影響を与えたのか?陸軍の情報・宣伝政策と大衆化を牽引した新聞・雑誌・ラジオ・映画・展示等のメディアの関係性を分析。従来の研究では等閑視されてきた戦間期の陸軍・民間・大衆の相互関係を理解する枠組みを提示。

目次 : 視角と課題/ 第1部 軍事活動の多義化と大衆社会への順応―一九一八〜一九二九(シベリア出兵下の新聞操縦/ 陸軍省新聞班の設立/ 桜井忠温と軍事の大衆化/ 済南事件の善後処置)/ 第2部 陸軍宣伝の変容と国策主導に向けた展開―一九三〇〜一九三九(浜口内閣期軍制改革問題と「満二十五年陸軍記念日事業」/ 満洲事変前後の陸軍宣伝/ 日中戦争前後の陸軍宣伝)/ 戦間期の陸軍宣伝と民間・大衆

【著者紹介】
藤田俊 : 北九州市立大学基盤教育センター准教授。1985年東京都生まれ。2008年中央大学文学部史学科日本史学専攻卒業。2019年中央大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程修了、博士(史学)。調布市歴史資料研究補助員、国際基督教大学高等学校非常勤講師、中央大学兼任講師などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 雪為

    メモ 山東出兵の際に第六師団に情報部が設置されたというものがおもしろかった。このときだけの臨時の設置なのでしょうか。編制総覧を見ても記載はなかったので、平時にもあったわけではなさそう。 大手の新聞と地方紙は同じように戦場から情報を得て、検閲も受けていたのだろうか。 地域社会と部隊の相互作用についてはもっと見ていきたい。

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