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中島みゆきおとぎばなしのゆくえ

藤田ひろみ著

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787271914
ISBN 10 : 4787271911
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2004
Japan

Content Description

中島みゆきについて書いているライターは圧倒的に男性が多いという現状の中、女性である著者がセクシュアリティー論を取り上げ、「おとぎばなし」をキーワードに中島みゆき作品の世界を読み解く。

【著者紹介】
藤田ひろみ : 1960年、京都府生まれ。兵庫教育大学大学院修了。兵庫教育大学大学院研究生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 茶幸才斎

    前半では、彼女の独特の舞台演出「夜会」の物語が備える枠と円環・輪廻の構造について解説する。後半では、彼女の楽曲の数々を、好いた男と結ばれる「おとぎばなし」を軸に、これを求め、失い、堕し、または手放し、あるいは呪縛を解き、強い主体性を得て、むしろ男への有償無償の娼婦性または女神性を発揮し、愛だ恋だにあーだこーだ捕らわれない心境に至る、各フェーズの物語として整理する。まるで、仏陀が苦悩の果てに解脱し涅槃に至る過程を描くかのように。解釈も思い入れも、聴く者の自由だ。彼女が表現するのは、端的に『たかが愛』である。

  • miyu

    読了。面白かった。未熟者の私の人生経験だけじゃ、何度も聴いている曲でもとてもここまで読み解けなかったです。いち評論家さんの解釈なので、この本で書かれている解釈がすべて正解というわけではないのでしょうが、「下町の上、山の手の下」→「清流」→「愛情物語」のドラマ展開の解釈はじめ、ここに書かれている視点で聴きなおして改めて衝撃を受ける曲も多数。

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