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アニメ音響の魔法 音響監督が語る、音づくりのすべて

藤津亮太

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784802512848
ISBN 10 : 4802512848
Format
Books
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アニメーションの音響監督へのインタビューを中心に、アニメの音響についてまとめた入門書
キャラクターの声から、音楽、効果音まで、映像作品にとって重要な役割を担う「音」。アニメーションにおける音がどのように作られているのか、また作品にどのような効果をもたらしているのかを紐解きます。
音響監督をはじめとした制作者へのインタビューや対談を通じ、代表作での音づくりの裏話やご自身のキャリアについて、また音響の仕事に求められる考え方や制作現場の話など、多岐にわたる内容を語っていただきます。音響に関する専門知識のない読者にも入りやすい一冊です。

【著者紹介】
藤津亮太 : 1968年生まれ。アニメ評論家。新聞記者、週刊誌編集を経て、2000年よりアニメ関連の原稿を本格的に書き始める。現在は雑誌、パンフレット、WEBなどで執筆を手掛ける。ラジオ「TOROアニメーション総研」レギュラー。東京工芸大学非常勤講師

一野大悟 : 1987年生まれ。アニメライター。一般企業に勤務するかたわら2013年にアニメソングDJとしてのキャリアをスタート。2020年に一般企業退職にあわせてアニメ関連の原稿執筆を開始。ライターとして取材などを行うと共に、WEB媒体の編集も行っている

細川洋平 : ライター、劇作家、演出家。演劇活動のかたわら、宣伝会議上級ライター講座を経て2012年より雑誌やWEB媒体など、複数のアニメメディアで取材原稿を執筆開始。月刊ニュータイプやFebri、ムック、パンフレットやパッケージ付属ブックレットなどに関わる

鶴岡陽太 : 1959年生まれ、東京都出身。都立武蔵高校から広島大学へ進みジャズ研究会に所属。1984年ウエスト・ケープ・コーポレーションに入社し製作助手として音楽・音響を担当、アニメーション音響の世界へ足を踏み入れる。フリーランスを経て1996年に楽音舎を設立し、後に録音スタジオのスタジオごんぐ、Studio2001:、Studio2010:を開設。ゴンゾ、サンライズ、シャフト、京都アニメーション作品をはじめ、多くの作品の音響監督を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • うさみP

    ガンダムと言えばビームライフルのSE。エンタメは音響でできている。アニメの第一印象は何かを訪ねるとトップに『作画』が挙げられそうだが(オタクだったら声優)、作画や演者と共にスタッフロールの名を連ねる『音響』は何をしているのか。PCでも気軽にできるとはいえ、機材や人材に莫大な費用が掛かる音響は能動的に触れる機会は少ないなと。監督十人十色だけど、関わり合う人と演劇の音が好き。カセットテープにアニメや特撮の真似を吹き込んで遊んだな(死語)。映像作品だけでなくライブの聴き方がグッと深まる。

  • 菊地

    第一線で活躍した・している音響監督へのインタビュー・対談・コラムなどを集めた1冊。 普段そこまでクローズアップされない「音響監督」にフォーカスされており、各人の考え・理論・こだわり・キャリア形成など深掘りした内容が書かれているので実に興味深い内容になっている。 総合的にはいい本ですが、時系列順に並んでる項目がある一方で各所でテーマが分かれているため、たまに情報の時系列が前後したり同じような情報が出てきたりもする。散発的な情報としては面白いけど「1冊の本としての構成のまとまり」という一点ではやや物足りない。

  • 富士さん

    音響監督へのインタビュー集にとどまらないすばらしい内容でした。丁寧に音響部門のキャリアコースや仕事上のこだわり、技術や業界の変化について質問がされており、適宜加えられる解説も相まって、資料としての価値が高いものになっています。音響監督のワークフローの説明すらもインタビューに入れ込んでやってしまうところから、解説書と証言集を両立させようという著者の工夫を感じました。短絡的に受けを狙えば、著名な作品の裏話や関係者のエピソード漁りに堕してしまうところです。願わくば、すべての職位でこういうのがあればいいですね。

  • 不健康運動

    昨今の声優人気で、お芝居のディレクションという観点から見た音響監督の仕事については、知る機会も少しずつ増えてきた一方で、劇伴に関係する仕事については未知の部分も多かったため、非常に読み応えがあった。劇伴をステムデータで納品するよう依頼した第1号は、岩浪さんだったという事実には、非常に驚かされた。やはり偉大な音監さんである。また、絵コンテからアフレコ用の台本を作成する専門の会社があることにもびっくりした。要所要所で出てくるアナログレコーディング時代のエピソードが壮絶で、そりゃ日々徹夜になるよな……と思った。

  • Teo

    既にアニメ音響はよく知ってると言う人以外のアニメファンなら必読の書。私は全然音響を考えた事が無かったのでショックの連続だった。その一つはあのガルパンの爆音上映で、私は単に家では聞けない大音響の上映だろと勝手に思っていたけどどうも違うらしい。これまで一度も行ってないのを大後悔した。それ以外でも、毎期あれだけアニメの本数を見ていてこれだけ何も知らなかったのかと本当に衝撃を受けている。

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