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信州の縄文早期の世界栃原岩陰遺跡

藤森英二

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787710482
ISBN 10 : 4787710486
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2011
Japan

Content Description

長野県の東端、北相木村の山間を流れる川の岩陰で、縄文早期はじめに縄文人が生活していた跡がみつかった。土器・石器、縫針・釣針、装飾品、人骨などから当時の暮らしぶりを再現する。〈受賞情報〉毎日出版文化賞企画部門(第65回)

【著者紹介】
藤森英二 : 1972年、埼玉県生まれ。明治大学第二文学部卒業。北相木村考古博物館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 佐藤一臣

    骨角器を作る際の砥石や穀擦石などが遺物として出ている。土器には補修穴があり、壊れた土器に穴を穿ってそこに紐を通して再利用していたようだ。黒曜石の産地を転々としながら、黒曜石で作った石器を活用して生活するという移動生活をしていたらしい。まだ完全なる定住生活とまではいっていないようだ。抱き石や屈葬はすでにこの早期に出現している。石器は二次加工も施し、原材料もチャートを活用するようになっている。人骨の復元をすると顔は思ったよりもほっそりとしているそうだが、これは縄文早期に特異らしい。なぜだろうか?

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