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日本木造遺産 千年の建築を旅する

藤森照信

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784418142415
ISBN 10 : 441814241X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

木は巡る。千年の時を経て、朽ちつつまた再生する。匠の知恵と技がつまった美しく奇怪な、驚愕の23の木造建築たち。

目次 : 浄土寺浄土堂 兵庫県小野市―重源の柱が生んだ衝撃空間/ 平等院鳳凰堂 京都府宇治市―洲浜にこの世の極楽浄土を見る/ 錦帯橋 山口県岩国市―空飛ぶ三五メートルのアーチ/ 松本城 長野県松本市―水面から天を突く天守閣の美学/ 大瀧神社 福井県越前市―日本の屋根は最後にここに行き着いた/ 奈良井宿・中村邸 長野県塩尻市―木の国の町家のファサード意識/ 金峯山寺蔵王堂 奈良県吉野郡―六八本の巨大柱に生命が宿る/ 旧金毘羅大芝居(金丸座) 香川県仲多度郡―江戸時代の歌舞伎空間を伝える梁の圧巻/ 赤神神社五社堂 秋田県男鹿市―風雪の地に佇む五連の社/ 臨春閣 神奈川横浜市―遊びに満ちた数寄屋建築の極み〔ほか〕

【著者紹介】
藤森照信著 : 建築史家、建築家。1946年、長野県生まれ。工学院大学特任教授、東京大学名誉教授。’71年、東北大学工学部建築学科卒、’78年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。東京大学生産技術研究所教授、工学院大学建築学部教授を歴任。専門は明治以降の近代現代建築。丹念なフィールドワークと膨大な資料をもとに建築史を解き明かしていく「建築探偵」としての活動が幅広く共感を得る。赤瀬川原平らと路上観察学会を結成し、路上観察ブームを起こす

藤塚光政 : 写真家。1939年、東京都生まれ。’61年、東京写真短期大学卒業。月刊「インテリア」編集部を経て’65年独立。大型カメラが主流であった建築写真界で、早くから35ミリカメラを駆使し、軽快なフットワークでダイナミックかつジャーナリスティックに建築作品や環境を切り取る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • はちてん

    藤森照信と藤塚光政の黄金コンビの写真集。建築物建造物、木造の美意識の高さに唸る。現在の都市建築に違和感をもっているので、大事なモノを失ってきた都市の悲しさを覚えた。せめて現存しているモノを守ってほしい。

  • keith

    日本全国の歴史的木造建築物。当時の技術力の高さに驚かされます。ただ、建物の写真が縦だったり横だったりで非常に見づらい。これは統一すべきだったんじゃないかな。

  • クラムボン

    23の木造建築が選ばれているが、必ずしも日本を代表するものばかり…では無い。有名どころは3割程度。世界遺産の姫路城も東照宮も法隆寺も無ければ、桂離宮も伊勢神宮も無い。代わりに表紙の岩国錦帯橋・会津さざえ堂・鳥取投入堂・千葉笠森寺観音堂など一癖も二癖もある木造物が並ぶ…それでもまあ知られてはいる。ただ殆ど知られてないのが…。柱と梁組が圧巻の内部空間・兵庫県小野の浄土寺浄土堂、たった一坪の多摩川管(スゲ)の船頭小屋・縄文的な屋根の造形が強烈な福井の坪川家住宅。これらは決して奇を衒った選択では無いのです。

  • 石油監査人

    この本では、建築家の藤森照信氏が、23点の日本の伝統的木造建築を選び、建築写真家の藤塚光政氏の美しい写真や訪問記とともに、その建造物の特徴を解説しています。松本城や出雲大社といった有名な建物から、入母屋造りの個人住宅や、僅か一坪の移動式の船頭小屋まで、規模や種類を問わず、多様な建造物が取り上げられているので、最後まで飽きずに楽しむことができました。建物の構造や工法及び補修技術などに着目して書かれているために、若干、専門的な内容となっていますが、日本の木造建築技術の高さや奥深さを知る上で最適の本といえます。

  • ぴょこたん

    タイトルに萌え。パラパラと見る。すぐにいけそうなとこで早速横浜の三渓園の臨春閣に行きました。臨春閣自体はGWに公開だけど、横浜にこんな所があったなんて!と感動するくらいいい場所でした。福島のさざえ堂も日帰りで行ける距離なので行きたいな。そういう出会いを与えてくれる本です。おすすめ!

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