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エタシペカムイ 神々の物語

藤村久和

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784904716137
ISBN 10 : 4904716132
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

弱いものいじめをしてばかりのトドのたいしょう。ある時、山のたいしょうであるヒグマがとても強くて頭がいいと聞きつけて、戦いにいくが…。アイヌにとっての海洋のトドと山岳の神ヒグマの物語。

【著者紹介】
手島圭三郎 : 北海道生まれ。「しまふくろうのみずうみ」では絵本にっぽん賞を、「きたきつねのゆめ」はボローニア国際児童図書展グラフイック賞を、「おおはくちょうのそら」はドイツ児童文学賞絵本部門ノミネート賞など、数々の賞を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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アイヌの言い伝えの中では、一番、好きかも...

投稿日:2021/03/11 (木)

アイヌの言い伝えの中では、一番、好きかもしれません。 神として扱われるクマは有名ですが、他にも神はいて、主人公はトド。 海の暴君としてふるまうが、鳥たちの会話から、山の熊が強いと知る。 戦いを好まないクマに、襲い掛かりどうなるか。 こどもから大人まで楽しめると思います。

ダム さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keroppi

    海の神・トドが、陸の神・ヒグマに戦いを挑む。その戦いの行先は、滑稽でもある。大きいから偉いわけではない。いじめはダメだとのメッセージも。

  • がらくたどん

    シリーズ中で唯一「サケヘ」の掛け合いが楽しめる作品。海洋の神トドと山岳の神ヒグマが己の覇を賭けて盛大に戦う物語。「カニユッチー、ユッチ」のサケヘで登場した暴れ神トドがヒグマに勝負を挑む。声だけで姿を見せぬヒグマにトドが苛立ちを募らせたまさにその時「フーレンナ、フレー」の合いの手でついに姿を現す山のカムイ。何度読んでも「待ってました!」と叫びたくなる。単純にヒグマがトドを懲らしめた・・とならない結末も大変に胸を打つ。機会があったら音読してほしい。このうねるような読み心地は口承文芸の醍醐味だと思う。

  • kawa

    国立民俗博物館にて。エタシペカムイとは、カラフト南部のアイヌ語で、海の神のトドを言うのだそうな。そのトドが、嫌がる山の神のヒグマに挑戦する物語。絵の迫力が、北国の荒涼たる風景をイメージでき素晴らしい。ちょうど並行して読んでいる司馬遼太郎作の「菜の花の沖」のカラフトのシーンと重なりグッド?⤴⤴

  • ume 改め saryo

    北欧神話の神様みたいですね(笑)(^^) 人間的な癇癪持ちの神様。困ったものですね。2年も3年もやってる暇あったら、ほかに何かあるでしょうに(笑)(^^) 伝承って面白いですね(^^)

  • 長くつしたのピッピ

    2年生から4年生に読み聞かせ。ユーカラ特有のリズムあるフレーズに初めて触れる子ども達。いじめの対する強いメッセージがある。強い物大きい物は、決してすごくないとわかって欲しい。

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