Product Details
ISBN 10 : 4333029155
Content Description
周知のように神道は明治維新から第二次世界大戦敗戦までの数十年間をのぞいて、自然信仰(アニミズム)や仏教と融合(習合)し、日本人にとっていわば根源的存在(血・肉・骨)となっている。それは習俗、儀礼、ならわしなどとして、合理的デジタル社会となった現在でも習慣的に行われているし、人気アニメの舞台として取り上げられた神社がいわゆる「聖地」と言われ、多くの若者を中心に絵馬の奉納を目的とする「巡礼」が流行し続けている。また環境問題が語られるとき必ずと言っていいほど「鎮守の森の思想」や「式年遷宮」といった神道に関することばが取り上げられている。本書は、気鋭の神道学者による幅広い視野から書き進められた一般向け教養書といえよう。
【著者紹介】
藤本頼生 : 昭和49(1974)年、岡山県生まれ。國學院大學神道文化学部教授。國學院大學大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(神道学)。平成23(2011)年に國學院大學神道文化学部専任講師、同26(2014)年に准教授となり、令和4(2022)年より現職。公益財団法人世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会平和研究所所員、一般財団法人神道文化会理事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
