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日本のものづくり哲学(増補版)日経文庫

藤本隆宏(経営学者)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296121625
ISBN 10 : 4296121626
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan

Content Description

日本のものづくりは周期的に悲観論に襲われるがそれは間違い。ものづくり経営の権威による日本製造業の羅針盤が最新の知見で復活。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちくわ

    藤本先生が分析するアーキテクチャの観点から製造業の競争戦略の要諦を論じていく。内容としては、ですます調で書かれており、精緻な論理を展開するというよりは、藤本先生の考えが開陳されているという位置づけで読んでいくのがよいと思う。昨今のDXの進展やITをベースとした破壊的技術の観点については補足して考えていく必要はあるものの、製造業の競争戦略の原理原則をとらえるという意味では非常に良い本だと思う。特に、著者の言う日本企業の特徴である現場の強さを活かした競争戦略を考えるにあたっては非常に良い。

  • しゅー

    ★★★たぶん昔のバージョンで読んでいる。初読時は「日本が擦り合わせ型のビジネスに強いなんて当たり前じゃん」「やたらとトヨタをヨイショしてるなぁ」と読み飛ばしてしまった。しかし、再読してみて当時の自分の未熟さが恥ずかしい。さらに最近、OODAループの本やPDCAの本でトヨタ生産方式について考えさせられたあとだったので、本書の自動車会社に関する考察を興味深く読むことができた。どのアーキテクチャに強みがあるかは経路依存的に決まる。擦り合わせ過剰な日本はビジネスモデルのどこかにモジュラー要素を組み込んでみるべき。

  • くらーく

    復活ですか。藤本先生の本は読んでいたと思うし、東京大学ものづくり経営教育研究センターのディスカッションペーパーを、勤務中にこっそりと眺めていたな。そして、ものづくり寄席を毎回楽しみに聞きに行っていました。藤本先生はいつも時間オーバーでしたね。 本書は、各章の解題だけ。今から振り返っても、考え方は変わらないようですね。良い設計良い流れ。ただ、当時に比べて、ものづくりで残っているのが自動車(しかもトヨタ)だけみたいで、なかなか厳しい。メカニックな風力発電もさっぱりですし。どうしてなのかは分からないけれど。

  • ara

    本書では「モジュール型」と「インテグラル型」という2つの言葉で、ものづくりの体系を2分している。 大まかに、日本では「インテグラル型(擦り合わせ型)」、アメリカは「モジュール型(標準型)」。 日本は「強い現場と弱い本社」、アメリカは「強い本社と弱い現場」と言っている。 それ故に、日本は現場は強いが本社戦略が弱いので利益が出ない。 最近は、アメリカ発の生産性や合理性を追い求めすぎていて、「モジュール型」を目指しがちだが、日本が強いのは顧客と一心同体で作りこむモノなので、安易な方向転換は危険と警鐘している。

  • かっさん

    日本のものづくり哲学 #読了 哲学というか分析提言本 日本のものづくりをもっと儲かり、元気にしたいという著者の思いが随所で伝わってくる。日本の製造業の強み、弱みを欧米、ASEANとの対比で分析する。製品、開発プロセス、産業構造等多角的に分析してるし、かつその方法も勉強になった。

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