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ISBN 10 : 4480510249
Content Description
村に戦争がくる!一世紀以上も戦乱が続いた戦国時代、村びとたちは命と財産を守るため、どのような対策をとっていたのか。鍵になるのは城や寺社等である。城郭内等に「小屋」を掛けて地域住民の戦時避難所としたり、家財や食料を隠物として穴倉に隠したり、預物として寺社や他所に預ける仕組みが出来あがっていた。豊臣秀吉による小田原城攻めや「九州征伐」にあっては、城内に大勢の領民が避難していたという記録が残されている。中世村びとの暮らしに迫った著者が、遺跡を歩きつつ、戦国の城を舞台に人々の危機管理の知恵を追う。
目次 : 1 城は民衆の避難所(中国古代の城郭の原像/ 西欧中世の城郭の原像を探る/ 危機管理の習俗の発見/ 戦国の城の維持・管理/ 戦国の城は村の避難所/ 秀吉軍襲来下の城)/ 2 隠物・預物の世界(穴を掘って埋める/ 隠物・預物の習俗)
【著者紹介】
藤木久志 : 1933‐2019年。新潟県生まれ。新潟大学卒業・東北大学大学院修了。文学博士。立教大学名誉教授。専攻、日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ゲオルギオ・ハーン
読了日:2021/09/27
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読了日:2021/12/31
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