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ISBN 10 : 402251261X
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日銀の国債買い支えはもう続かない。 1千兆円を超える借金で、日本はハイパーインフレの大混乱を迎える。その後の新しい経済をどうつくるか。この国が本来持てる力をどう発揮するか。 経済金融の泰斗が「来るべき日本」を語りつくす。 【目次】●序章 この危機に言わずにいられない どっぷりマーケットに浸かった実務家として経済政策を評価するプロとして米国社会を中から見てきた者として●第1章 世界の背中が遠くなる各国の名目GDPの伸び盤石の強さを誇る米国 青色LED中村教授の直言ドイツ一人勝ちを生んだユーロ ギリシャと日本、どちらが悪いか日本の経済運営失敗から学ぶ中国●第2章 吹けば飛ぶよな日本経済 枝葉末節ではなく絶対的数値を見よ現在の円安は行き過ぎか再び、ギリシャと比べれば日本の問題点がわかる2020年のPB黒字化は何の意味もない景気回復がすべてを解決するというウソ「年金」「財政」で矛盾する国民への説明●第3章 異次元の量的緩和の末路 対症療法だけを繰り返してきた日本政治 安倍政権が取ろうとしている道 素人が国の経済を運営する怖さ日銀が買いをやめたら即ハイパーインフレ岸本哲也元神戸大学経済学部長の読み国民生活を窮乏させるモノ不足も起こる量的緩和は世界でも危険視されている国の財産はあてにできない いよいよ国債マーケットの異変●第4章 ハードランディングに備えよ おろかなり、消費税増税延期 日銀が政府のお先棒を担いだ悲劇 預金封鎖は過去に2度起きている ハードランディングをどう受け止めるか保険はドル資産を持つこと●第5章 日本経済「失敗の本質」 決定的に欠けていたもの強すぎる円を放置した大罪 世界への発信力にも問題があった円高のせいで何が起きてしまったか空洞化と労働者の給料水準の低下 地方の疲弊、東京との格差拡大 法人税収はどうなるか円高とは「デフレそのもの」である おいしい日本の農産物が台なしに観光業を経済の柱にするための絶対条件 他●第6章 ハードランディング後の新しい国 真の資本主義国家の成立 資本主義の枠組みの中での2大政党の必要性 競争原理と自助努力を是とする根本から見直すべし、国会のあり方 年金支給開始「80歳」は暴論か? 少子化にあわせて社会をつくればいい ピケティを読んで考えたこと相続税は減らすべきだ その他、新しい国づくりに関するヒント
【著者紹介】
藤巻健史 : 1950年、東京生まれ。一橋大学商学部を卒業後、三井信託銀行に入行。80年にMBAを取得(ノースウェスタン大学院)。85年、米銀のモルガン銀行入社。ディーラーとしての抜群の実績を買われ、当時としては東京市場で唯一の外銀日本人支店長に抜擢される。会長から「伝説のトレーダー」のタイトルを贈られる。2000年の同行退社後は、世界的投資家ジョージ・ソロス氏のアドバイザーなどを務めた。一橋大学経済学部、早稲田大学大学院商学研究科で講師を歴任。日本金融学会所属。現在は、維新の党所属の参議院議員。東洋学園大学理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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C-biscuit
読了日:2016/09/20
トリッコロ
読了日:2015/07/19
osakif
読了日:2015/04/08
n yamamoto
読了日:2015/11/08
ぷー
読了日:2015/07/07
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