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ありのままの身体 メディアが描く私の見た目

藤嶋陽子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791777181
ISBN 10 : 4791777182
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「ありのまま」は美しい。「ありのまま」は難しい。
「ありのままが美しい」というメッセージに頷きながら、私たちは見た目をよくしたいという欲望を抱いて(抱かされて)しまう。「ありのまま」が肯定される時代で折り合いをつけながら生きる人のための必携書!
ポジティブなメッセージと現実のあいだで葛藤するすべての人のために――。

【著者紹介】
藤嶋陽子 : 現在、立命館大学産業社会学部准教授、Synflux株式会社CCO。博士(学際情報学)。専門は文化社会学、ファッション研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 富士さん

    他人とコミュニケーションをし、社会の中で場を占めることとは、結局差異を争うことなのだと痛感します。その最前線がルッキズムの世界なのでしょう。美しさがセンスの良さや努力など、もろもろを含意したマウントアイテムとして流通する世界に住んでいれば、そこに疲れて「ありのまま」というスタンスを取ったとしても、いつしかそれは「進んでる」ことを示すマウントアイテムとして評価されるようになる。これを単に虚栄として切って捨てられれば簡単なのですが、エンパワーメントでもありケアでもあるというのが、いかんともしがたい業なのです。

  • ウンにゃん

    理想的で画一的な美を追い求めることよりも、「ありのまま」「自然」「多様な美」「ヘルシーな身体」を求めることが正しいとされる現代、それでも自分を磨き、より良い姿を目指し続ける圧力からは解放されない。見た目がすべてではないと言いつつ見た目に執着する社会の中で、自分らしさが見た目だけではないことをしっかり意識して、自分が楽しむためにメイクやファッション、運動を利用していきたい。

  • よっちん

    研究室

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