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星に届ける物語 日経「星新一賞」受賞作品集 新潮文庫

藤崎慎吾

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101058610
ISBN 10 : 410105861X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

求む、理系的発想力――。2013年の創設時からAIによる応募も可とする画期的な文学賞・日経「星新一賞」。その第1回から第11回までの一般部門グランプリ受賞作が1冊に! 二酸化炭素排出を抑える夢の技術の行方。宇宙エレベーターが実現した世界で、それでも自力で宇宙を目指す男の孤独な挑戦。クラスメイトの「実在」を疑う高校3年生。思いもよらぬアイデアと展開がきらめく11の奇跡。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    日経「星新一賞」受賞作品が第1回から11回まで収められています。このような賞ができているとは思いませんでした。星さんの名を冠しているのでショートショートだと思っていたのですが10000文字で書かれたということで短篇になっています。最初の作品は理科系論文のような感じで横書きです。他の作品も物語的な要素よりも最近の科学的な成果のようなものが多くかなり程度が高いように感じました。もう少し星さんがよく書いているわかりやすさのある未来を期待したいです。星さんの作品を読み直したくなりました。

  • 小太郎

    星新一賞なら面白いだろうと手に取りました。2013年から去年までの受賞作11篇。てっきり星新一ばりの気の利いたショートショートかなと思っていたら全然違って、科学論文風の短編からハード、抒情的なものまで多岐にわたった作品で(それも理系テイストが強い)、違った意味でとても楽しめました。そもそも星新一賞の応募要項は「理系的発想力を発揮して読む人の心を刺激する物語を10000字で」というものですから当然と言えば当然ですね。この中では「楕円軌道の精霊たち」「ローンチ・フリー」がお気に入り。★4

  • ひさか

    2025年3月新潮文庫刊。藤崎慎吾:「恐怖の谷」から「恍惚の峰」へ〜その政策的応用、相川啓太:次の満月の夜には、佐藤実:ローンチ・フリー、之人冗悟:OV元年、八島游舷:Final Anchors、梅津高重:SING×レインボー、白川小六:森で、村上岳:繭子、関元聡:リンネウス、関元聡:楕円軌道の精霊たち、柚木理佐:冬の果実、の2014〜24年までの日経星新一賞受賞作品11編。濃密な世界観で圧倒される。日経星新一賞恐るべし。理系的な発想に基づいた短編小説がカテゴリーだとか。11編全てに圧倒される。

  • kitten

    図書館本。星新一賞のアンソロジー。といっても、星新一らしいショートショートではなく、ゴリゴリの理系SFが多い。軌道エレベーターを己の腕力で昇る話とか、ソシャゲが通信インフラになってしまった話とかが印象的。好きな人は好きなんだろうなあ。人間、キャラは割とどうでもよく、技術と社会を描く作品が多い。理系の魂を感じる作品、かな。

  • イツキ

    面白かった。解説にもありますが星新一から連想するようなショートショートや寓話的なSFではなく、理系の作家が書いたハードSF的な印象の短編の多いアンソロジーでした。どれも30ページ弱で綺麗にまとまっていて読みやすくそれでいてAIや気候操作などの技術やそれに影響される人間の姿などが見事に描かれていて非常にレベルが高いと感じました。「次の満月の夜には」、「森で」、「リンネウス」が特に好みでした。

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