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堀口捨己の世界 Sd選書

藤岡洋保

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784306052758
ISBN 10 : 4306052753
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本近代を代表する建築家・堀口捨己(1895-1984)の評伝。
建築設計・建築史・庭園史・茶の湯研究・歌人‥‥と多彩な顔を持ち、和風建築の大家としても知られる堀口捨己。建築設計以外の分野での活動や言説も視野に入れ、現代建築の「表現者」としての思想や作品をひもとく。

【著者紹介】
藤岡洋保 : 東京工業大学名誉教授・工学博士/近代建築史研究者。1949年広島市生まれ。1973年東京工業大学工学部建築学科卒業、1975年同大学院理工学研究科修士課程建築学専攻修了、1979年同博士課程建築学専攻修了、1980年工学博士(東京工業大学)。日本近代建築史専攻。明治大学工学部助手(建築学科)、東京工業大学工学部附属高等学校教諭を経て、1984年東京工業大学工学部助教授(建築学科)、1996年同教授(建築学科)、2000年同大学大学院理工学研究科教授(建築学専攻)、2015年同大学定年退職。日本近代の建築について、それも特に建築と「概念」の関係について、より具体的には「伝統理解と表現」、「空間」、「文化」、「保存」などについて研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roughfractus02

    建築家、建築史家、茶の湯研究家、歌人である堀口捨己をカントの「目的なき合目的性」の観点から美を追求する者の評伝として編んだ本書は、晩年の著作の装丁から始まる。そこから振り返るように、帝大での伊東忠太の講義からヒントを得て立ち上げた分離派協会から洋行後に表現主義からモダニズム建築への移行、さらに西洋を意識した言葉を紡ぎ出して「様式なき様式」への傾注と千利休研究に向かう美の変遷を辿る。背景には、戦中の堀口の国粋主義への接近を否定的に捉える従来の評価を、ロマン主義的傾向として再評価する著者の意図もあるようだ。

  • kaz

    堀口捨己の建築における美の追求や、分離派建築会との関わり、洋行での経験、千利休研究を通じた自己形成などを紹介。図書館の内容紹介は『建築が目指すべき美とは−。日本のモダニズムを牽引し、建築史家・庭園史家・歌人でもあった建築家・堀口捨己の評伝。建築における美のあり方を追求した営みを、数々の作品や言説とともに紹介する』。

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