Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• yoshida

  読了日：2022/01/22

  ドラえもんは子供の時にアニメや映画で見ていた。家にはコミックスが一冊あり繰り返し読んだ記憶がある。そんな訳で、こういったコミックスのアンソロジーは有り難い。「むねいっぱい感動編」と言うこともあり、素敵なエピソードが満載。やはり胸を打つのは、のび太がドラえもんから自立する場面かな。しずかちゃんや家族とのエピソードも良い。最終話に45年後の、のび太が現れる。彼の言葉、「きみはこれからも何度もつまづく。でも、その度に立ち直る強さも持ってるんだよ」が心を打つ。全ての読者に向けた希望のエールだと思う。暖かな作品。

• Colour25

  読了日：2021/08/28

  単行本で全巻揃えているはずなのに、とっておきシリーズを購入してしまった。「ぼくの生まれた日」や「台風のフー子」、個人的に好きな「かえってきたドラえもん」など、涙無しでは読めないお話を収録。そして、過去に発売された文庫版『ドラえもん[感動編]』と収録作品の半分以上が被っていないというところもポイントが高い。そのくらい、ドラえもんには感動するお話が多い、ということである。

• い

  読了日：2025/10/12

  「おばあちゃんのおもいで」「のび太の結婚前夜」「帰ってきたドラえもん」等、ファンじゃなくても知っている有名エピソードを多数収録。どれも藤本先生の暖かく実直な人柄が現れていて、何度読んでもグッとくる作品群。ウソ800のように仕掛けで涙を誘うものもあれば、「森は生きている」のように道具（SF的世界観）を経て、のび太の人間像が現れ、その姿に感動する作品もある。心配性のドラえもんと素直なのび太たからこそこの感動は表せるし、「さようなら、ドラえもん」にその様子はよく描かれる。何度も読み返すし、何度観ても心打たれる。

• 中山りの

  読了日：2024/09/14

  のび太の良さに気づけるような親でありたい。なかなか難しいのだけれど。

• 鈴木パンナコッタ

  ドラえもんの感動エピソードは本当に感動するからスゴいよなー。短いページ数で必要な情報を詰め込むためのショートカットが上手いから、突然コマの進行がゆっくりになると、ジーンとするのよ。

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