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御堂関白記 下 全現代語訳

藤原道長

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062919494
ISBN 10 : 4062919494
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

貴族の頂点に立つ男 望月の欠けたることもなき我が世、20数年の記録

この世をばわが世とぞ思う望月の欠けたることもなしと思えば――。三女威子を後一条天皇の中宮に立て、ついに「一家三后」を実現した道長。宮廷での栄華が極まる一方で、その明るさに胸病・眼病が暗い影を落とし始める。政治から身を引き、極楽往生を願う晩年の日々。いまに残る日記の最終条は念仏「十七万遍」であった。政治権力者の日記、完結。

道長の信仰心の深さと広さは、当時の貴族の中でも、やはり特筆すべきものであろう。仏教・神祇・陰陽道にわたって、膨大な量の宗教行事を行なっていることは、『御堂関白記』を一瞥すれば容易に理解されるところである。しかも、どうも道長は本気で信仰しているように思えるのである。――<本書「おわりに」より>

Content Description

この世をばわが世とぞ思う望月の欠けたることもなしと思えば―。三女威子を後一条天皇の中宮に立て、ついに「一家三后」を実現した道長。宮廷での栄華が極まる一方で、その明るさに胸病・眼病が暗い影を落とし始める。政治から身を引き、極楽往生を願う晩年の日々。いまに残る日記の最終条は念仏「十七万遍」であった。政治権力者の日記、完結。

目次 : 長和四年(一〇一五)/ 長和五年(一〇一六)/ 寛仁元年(一〇一七)/ 寛仁二年(一〇一八)/ 寛仁三年(一〇一九)/ 寛仁四年(一〇二〇)/ 治安元年(一〇二一)

【著者紹介】
倉本一宏 : 1958年、三重県津市生まれ。東京大学文学部国史学専修課程卒業。東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。博士(文学、東京大学)。関東学院大学助教授、駒沢女子大学教授を経て、国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 1.3manen

    おわりに によると、彼の文字は汚かったという(436頁)。評者も汚いので同志意識(苦笑)。前巻までで結構病に苦しんでいる感があったが、62歳で亡くなってようである。当時としては長生きの方かも? 結構ドジな感じで、打橋から落ちて足を負傷している(1015年6月15日に左足損傷 44頁)。読書始とは、貴族の子弟が初めて読む儀式で、7〜10歳までに行うようだ(用語解説395頁)。敦良(あつなが)親王ことが同年12月2日〜出てくる(80頁)。小学生に読書を指南するようなもんだろうか。

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