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藤原正彦の代表的日本人 文春新書

Masahiko Fujiwara

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784166614592
ISBN 10 : 4166614592
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan

Content Description

勇気、正義感、創造性、郷土愛と祖国愛、そして何より惻隠の情―こうした基準で「日本人らしい日本人」五人を選出、その生涯を鮮やかに描く。ライプニッツに先んじて、より高度な行列式を発見した関孝和の創造性。民の苦しみを第一に考えた上杉鷹山の「惻隠の情」など、今こそ思い出したい美しい生き方。

目次 : 関孝和―算聖と呼ばれた大天才(宣教師たちを驚かせた数理好き/ 数学書が江戸時代のベストセラーに ほか)/ 上杉鷹山―「民の父母」たる名君主(財政悪化で藩を返上?/ 決意の歌 ほか)/ 福沢諭吉―誰より早く武士を捨てた男(下級武士の家に生まれて/ 「寺にやって坊主にしよう」 ほか)/ 河原操子―日蒙を繋いだ女子教育の先駆者(英雄、故郷を訪れる/ 下田歌子との対面 ほか)/ 柴五郎―八ヵ国軍を率いた“小さな男”(一家自刃を知らされる/ 残酷無慈悲な「全藩民流罪」 ほか)

【著者紹介】
藤原正彦 : お茶の水女子大学名誉教授。1943年旧満州新京生まれ。新田次郎・藤原てい夫妻(共に作家)の次男。東京大学理学部数学科卒業、同大学院修士課程修了、理学博士(東京大学)。コロラド大学助教授、お茶の水女子大学理学部教授を歴任。78年『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞、2009年「名著講義」で文藝春秋読者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    Amazonから本日到着。福沢諭吉先生の箇所で、驚いたのは、茅野市のことだ。信州の福沢。信州に11か所という。茅野市豊平福沢。石碑もあるらしい。1679年福沢村に「善徳屋敷」と書かれた場所に石碑があるという(97頁)。この屋敷が先祖の太郎左衛門善三のものらしい。世界的数学者小平邦彦先生の父親宅や、島木赤彦旧居もあるとか。信州大学特任教授の小平奈緒さんのゆかりの地でもあるとのこと。豊平小学校か。そのうち行ってみようかな? 私は、お弁当の配送をしていたのだ。2018年5月末から19年11月末までね。

  • 森林・米・畑

    数学者藤原正彦氏が選んだ関孝和、上杉鷹山、福沢諭吉、河原操子、柴五郎の5人。河原操子さんだけ知らなかった。本書を通じて出てくるキーワードは惻隠の情。苦労や逆境を乗り越えたからこその思いやりだと思う。内村鑑三は日本を見下す諸外国に日本人の高い精神性を理解してもらう為に「代表的日本人」を執筆したとある。藤原版「代表的日本人」は現代に生きる日本人に向けたエールと捉えたい。

  • 河原操子さんのことは全く知らなかったので新鮮な驚きで嬉しかった。そしてやっぱり柴五郎の話は胸が熱くなるね。

  • Masa

    書店新書新刊コーナー平積みにて発見購入。我が敬愛する数学者藤原先生が選んだ5人の代表的日本人、関孝和、上杉鷹山、福沢諭吉、河原操子、柴五郎。やはり上杉鷹山と福沢諭吉は素晴らしい、同じ日本人として誇りに思う。会津藩の柴五郎の生き様も壮絶。薩長はどうも好きになれんなあ。苦労に苦労を重ねた彼も生き様のお陰で日英同盟が結ばれ、日本も近代国家の仲間入りをしたのですね。中学生の社会科の副読本に指定して、日本の子供達に希望と自信と祖国愛を芽生えさせたい、そんな御本。

  • きなこ

    「国家とか国民は、自分たちが輝かしい民族に属するという感情により力強く支えられるものである」サミュエル・スマイルズ ほんとそれ

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