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文は一行目から書かなくていい 小説、自伝、卒論、ビジネスに役立つ文章のコツ: 小学館文庫プレジデントセレクト

藤原智美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094700152
ISBN 10 : 4094700153
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan

Content Description

いま、何をテーマに、どのように書けば、人の心を動かす文章になるのか。小説からネット上の文章まで、ノンフィクション作家でもある著者が、プロとして身につけたテクニックを紹介しながら、電子メディア時代における「書く」ことの意味を考察する。著者はデジタル化された文章技術がもたらすさまざまな弊害を指摘。コピペができないのは仕事ができない証拠などという社会的意識の萌芽を危惧し、ランキング依存によって書き手の直観や嗅覚が衰えることに警鐘を鳴らす。伝わる文章を書くことだけでなく、書く行為そのものについて思いを巡らすための一冊。

目次 : 第1章 あなたは9歳の作文力を忘れている/ 第2章 プロ作家の文章テクニック/ 第3章 名文の条件とは何か/ 第4章 日常生活で文章力を磨く/ 第5章 検索、コピペ時代の文章術/ 第6章 書くために「考える」ということ

【著者紹介】
藤原智美 : 1955年、福岡市生まれ。フリーランスのライターを経て、90年に『王を撃て』で小説家としてデビュー。『運転士』で第一〇七回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Shoji

    誰しも美しい文章、パンチのある文章が書きたいと思うものです。ところが、おいそれ簡単には書けないものです。著者は「書くこと=考えること」と言っています。なるほどその通りだと思いました。勉強になりました。それと、夏目漱石の『坊っちゃん』を引用する箇所がありましたが、『坊ちゃん』と書かれていました。些細なことですが気になりました。名詞は間違えずに書かなきゃと思いました。

  • 芥川賞作家による文章の書き方指南書。極めてシンプルな、基本的な内容について書かれている。文庫本のための長いあとがきにある「文章には、書く人に他者への想像力を、読む人に言葉への想像力を引き出す仕組みがある」は心に留めておきたい名言。

  • anken99

    タイトルに惹かれて購入。芥川賞作家であり、ノンフィクション作家でもある著者が、現代における文章の書き方を指南する。あらためて気づく発見も多く、参考にできそうな点も少なくなかった。

  • ケルトリ

    やや古い本であり、テーマも少し散らかっているように思えたが、執筆術の本としてはなかなか良いと思った。「書けない……」と迷いが出てきた時はこの本を読んで𠮟咤激励してもらいたい。 心に残ったことかつ、この本で一番伝えたいことは『文章というのは、自分が思ったこと・感じたこと・見たもの・聞いたものを、自分の言葉で書く』ということ、ヤバイ、すごい、面白いで終わらせずに、どこが良かったのかを自分の言葉で書く、それが良い文章力へと繋がっていく。もちろん、一瞬で良くなることはない、続けることで少しずつ変わっていく。

  • ユチコ

    自分が何か書くためにではなくて、「すごいお話や素敵なわかりやすい文章書く人の頭の中はいったいどうなってんだ」ていうことが知りたくて買った本。精神論ではなく具体的な技術について書いてあって興味深い。ケータイ小説やツイッターのことについても書いてあるのだけど少し違和感を感じてプロフィールを見てみたら2011年の本が今年の5月に文庫化とのこと。2017年でも通じる部分はもちろんたくさんあるのだけど、6年前の状況は確かにこんな感じだったなあって印象。

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