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南極がこわれる

藤原幸一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591093580
ISBN 10 : 4591093581
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2006
Japan

Content Description

地球温暖化、処理できないゴミ…。人類の抱えている問題が、ペンギンたちをも窮地に立たせている。雪と氷の世界の生き物たちを撮り続けてきた写真家が、ペンギンを通して語りかける環境問題解決のためのメッセージ。

【著者紹介】
藤原幸一 : 秋田県生まれ。日本とオーストラリアの大学で生物学を専攻し、さらにオーストラリア州立ジェームズ・クック大学大学院および、グレート・バリアー・リーフにあるリザード・アイランド海洋研究所で研究生活を送る。その後、地球環境に視点をおいた写真家として、南極、南極海の島々、アフリカ、南米さらに北極圏を精力的に取材を続けている。オーストラリア・プロフェッショナル・フォトグラファー協会会員、国際海洋自然観察員協会(PACI)理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    前に拝見したことがある写真もありましたが、とてもよくまとまっていて南極を調べたい小学生にはちょうど良い内容だと思いました。いま、日常はどんどん壊れつつあります。適応できるものしか生き残れない。もちろんそれは今までもそうだったけれど、適応できない環境の要因の多くにヒトが関わっている現実を思うと、ペンギンが途方に暮れているようにしか見えません。

  • ヒラP@ehon.gohon

    想像するのとは全く違う、南極の姿がありました。 温暖化で氷が解け、むき出しになった陸地に顔を出したのは、人間が放棄してきたおびただしい数の廃棄物でした。 それによって、傷つき生態系を脅かされているペンギンたちに、南極に持っていたイメージは粉砕されました。 環境破壊は、自然の変化だけではなく、置き去られた現実にもよることを、見せつけられました。 過去の尻拭いを子どもたち、未来人に押しつけるのは、醜い先人たちでしょうか。 細々と回収作業は始まっているようですが。

  • おはなし会 芽ぶっく 

    藤原幸一さんの写真絵本。地球温暖化がすすんでいることは知ってはいましたが、自分が思い描く南極が現実とはかけ離れていることを痛感しました。デセプション島の基地は、史跡として南極条約に認定されているそうですが、藤原さんのおっしゃる通り「史跡という名を借りた永久投棄」にしか思えません。1998年に南極のゴミに関する条約が制定されてますが、それ以前のゴミはそのままです。地球最後の楽園を、楽園でなくしたのは人間。

  • 栗 餡子

    あまりに美しく怖ろしい光景の写真集。

  • ひかる

    読友いしかわさんの影響で手に取った本書。涙が出ます。南極のごみ問題も、地球温暖化も、日常生活ではなかなか私たちの目には見えないので、こういう伝えてくれているものから目をそらさないで積極的に知ろうとすることが大切。百聞は一見にしかず。写真から伝わってくるインパクトはダイレクトに心に伝わってきます。

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