Books

イスラム過激原理主義 なぜテロに走るのか

藤原和彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121016126
ISBN 10 : 4121016122
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2001
Japan

Content Description

ビンラーディン、アルカーイダ、タリバン…。敬虔な若者たちが、暴力的な原理主義運動に身を投じるのはなぜか。その誕生から世界を震撼させる現在まで、イスラム原理主義の思想と歴史を解明する。

【著者紹介】
藤原和彦 : 1943年(昭和18年)、岩手県一関市に生まれる。東京外国語大学アラビア語科卒業。読売新聞社入社後、長く外報部に勤務し、カイロ支局長などを経て、1998年9月退社。現在、独協大学・放送大学・大東文化大学・成蹊大学非常勤講師、財団法人中東調査会参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • SOHSA

    《購入本》97年のルクソール事件の前後から9.11までの状況を網羅的に解説。やはり日本人にはイスラム教世界に対する理解が圧倒的に不足している。イデオロギーの違いとひとくくりで片付けてしまいがちだが、やはりイスラム教そのものへの理解なくしてはイスラム問題の真の姿は見えないのだろう。

  • Kei

    イスラム過激派を理解するのに非常に役に立つ一冊。ちょっと古くて、本の中での最新が2001年のテロになっているので、また新しい本も読みたいと思う。

  • isao_key

    本書が出版されたのはアメリカ同時多発テロが起こった直後である。そのため同時多発テロについての内容は本文にはなく、あとがきで触れられているだけである。しかし本書にはエジプトのイスラム過激原理主義組織「イスラム集団」と「ジハード団」についての特に詳しい記述がなされている。ここまでイスラム過激派組織や人物について踏み込んで書かれた著作は少ないと思う。元ジハード団の首領で現在アル・カイーダの作戦責任者と目されるアイマン・ザワヒリとビンラーディンは、共に富裕家庭の出身であったが、双方とも生家との関係を断絶している。

  • がくちゃびん

    イスラム国が台頭してきてるためイスラム原理主義関連の本をまとめて購入した。その中でも本書は1996年にエジプトのルクソールで発生した外国人観光客虐殺事件を題材に、なぜこれほど残虐なテロ組織が結成されてしまったのかを、エジプトの風土や環境、宗教や歴史を交えながら解説してる。ひとつひとつの解説は非常に詳細なのだが、すべてを理解することは困難だった。良書ではあるが、人を選ぶ本だった。

  • 羊山羊

    この本で、特に注意すべきなのは2点ある。1点は「神の主権」論に言及したページ。2点目は、過激派原理主義が、そもそもイスラム界でも相当異端視されていた部分があるということを書ききった点だ。そして、「神の主権」がイスラム国においても有効な思想ならば、イスラム国の現在の行動原理は実に中世的だ。現在のイスラム国が、時代の巻き戻し役として機能していること、そしてイスラム国が仮に北アフリカで膾炙していった場合、今以上の血が流される事を暗に示唆した1冊と思う。今だからこそ、これからの展開に備えて読む価値のある本。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items